青森のうまいものたち

『道の駅　奥入瀬「奥入瀬ろまんパーク」内観光物産館「四季彩館」』

　十和田市中心部から十和田湖に向かう国道102号線沿いに『道の駅　奥入瀬「奥入瀬ろまんパーク」』があります。ここには、ステーキや地ビールが楽しめるレストランや週末におからドーナツが実演販売される無料休憩所「一休館」、親水公園のほか、観光物産館「四季彩館」も併設されています。

　「四季彩館」には、会員23名と1つの加工グループで運営する農産物直売コーナーがあり、朝どりの新鮮な野菜や加工品などが並べられています。山が近いこともあって、山菜やきのこが多いほか、十和田市の特産であるナガイモやニンニクをはじめ、夏にはトマトなどの果菜類なども豊富に並びます。

　また、（財）十和田湖ふるさと活性化公社で製造している、地元の生乳をつかったソフトクリームやアイスクリーム、飲むヨーグルトのほか、奥入瀬ビールも販売されており、人気商品となっています。
　特に、今の時期におすすめのアイスクリームは、プレーンタイプのほか、こちらで製造した三沢商業高校のオリジナルアイス「ながいもアイス」、「ごぼうアイス」、「ごぼっちょアイス」です。また、奥入瀬ビールの夏限定版「夏小麦ラガー」は、他ではなかなか手に入らない逸品です。

　その他の人気加工品は、十和田おいらせ農協十和田湖支所でつくっている味噌や大豆で、地元産の大豆や米を原料としており、手づくり感あふれるやさしい味となっています。
　また、肉鍋に薬味として入れる「こうじんなんばん」、併設のレストランで監修したタレで味付けした「冷凍十和田バラ焼き」、十和田湖町時代からの姉妹都市である高知県土佐町のコーナーにある、ゆずをつかった加工品もなかなか人気のようです。

　おいしそうな商品や珍しいものを探してばかりいると気づかないかもしれませんが、「四季彩館」は東北最大級のログハウスの建物。木のぬくもり感とどっしりとした安定感があり、お買い物やちょっとした休憩の際ものんびりとした気分で過ごすことができます。店内の喫茶コーナーでソフトクリームでも味わいながら、一息つかれてはいかがでしょうか。

　また、これからのイベント関係では、10月の最終週の週末に、地元の郷土料理がふるまわれる「収穫祭」などが開催される予定です。
　奥入瀬渓流に涼を求めてドライズする際など、ぜひ、観光物産館「四季彩館」にお立ち寄りください。