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青森のうまいものたち

横浜町景観を守り活用、横浜町の「菜の花トラスト」(2019年5月)

2019年5月 産地めぐり 横浜町の菜の花と「菜の花トラスト」
全国的に知られている青森県、弘前城の桜。桜のシーズンが終わると見ごろを迎える横浜町の菜の花。
一面に広がる鮮やかな黄色の菜の花は、美しいだけでなく青森のうまいものでもあるのです。

青森県横浜町

東側に東北百名山にも選ばれている吹越烏帽子を有し、西側には陸奥湾が面している町です。

漁業がとても盛んで、まさかり半島に向かって伸びる縦長地形の海沿いには、4つもの漁港(横浜漁港、源氏ヶ浦漁港、百目木漁港、鶏沢漁港)が点在し、ホタテ養殖の他、漁獲種の中でトップブランドとして知られる横浜ナマコがあります。

横浜町は農業も盛んで、昭和55年から大手菓子製造会社との契約栽培により大規模なじゃがいも栽培が行われています。
じゃがいも栽培は、土の疲れや状態の偏りによって起きる生育障害(連作障害)が起こるため、毎年農地を変えて作付け(輪作)されることが多く、後作される品目として盛んになったのが菜の花です。

今では、菜の花が一面に咲く観光地として賑わう町、作付面積日本有数の地として知られる様になりました。

青森県横浜町
青森県横浜町
菜の花畑
日本有数の面積を誇る横浜町の菜の花
横浜町の海岸
横浜町のナマコ
横浜町の菜の花

NPO法人 菜の花トラスト

菜種の収穫
菜種打ち

1960年頃までは日本中で見られた風景で、現在の桜のように春の風物詩であったのに、今ではあまり見られなくなってしまった菜の花畑。
菜の花トラストは、菜の花が咲く横浜町の自然風景を守りたいと、2002年当初7名の有志の呼びかけによって43名の会員が集まり任意団体としてスタートしました。
作付けから菜種に係わる農業体験活動を行い、少子高齢化などによって増加した休耕地を菜の花畑に転換するプロジェクトを継続することで農地を維持、観光地として地域ににぎわいをもたらしてきました。

2008年、NPO法人化した後も、横浜町の菜の花を守り育て、自然環境の保全と地域の活性化を目的として継続して活動しています。
また、活動の継続と国産のなたね油の普及を目的に、収穫後の菜種を加工し、なたね油の生産も行っています。

菜の花トラスト現 理事代表、宮 茂(みやしげる)さんはもともと静岡県のご出身ですが、仕事で六ケ所村に移住、その後、横浜町の菜の花を知り横浜町へ移住することになりました。そして、道の駅よこはま「菜の花プラザ」の初代駅長兼、支配人を務め、その後任意団体であった菜の花トラスト立ち上げメンバーになりました。
宮さんは、下北半島行商隊という合同会社も立ち上げていて、横浜町や下北半島の素材の美味しさを活かした商品などを、まず知っていただくために1年の半分弱、県外で対面販売や下北半島・青森県のPR活動をしています。
宮さんはご夫婦で、横浜町の景観を守り、横浜町の菜の花から作る、生食できる‟御なたね油”と‟天日干しの天ぷら油”のPR活動を続けています。

菜の花トラストが作るなたね油は外国産の油と全く違い、良い油は体にも優しい!と言う事を伝えていきたいと宮さんご夫婦はおっしゃっていました。

宮 茂さん
代表理事の宮 茂さん
宮 桂子さん
常務理事の宮 桂子さん

菜の花トラストこだわりのなたね油

なたね油は、手狩り後、菜種打ち、とし掛け、とみ掛け作業を行い菜種を取り出し選別します。その後、天日干しを行った菜種を搾油機で搾り、油が作られます。

なたね油静置後の精製
横浜町菜種100%なたね油

ここが違う!菜の花トラストのなたね油

1.品種にこだわり・農薬不使用

栽培期間中、農薬を使用しないことはもちろん、化学肥料なども使用せずに栽培している菜種は、‟キザキノナタネ”という品種のものです。過剰摂取によって害になる可能性があると言われている不飽和脂肪酸エルシン酸を含まない食用の品種です。

2.薬品などを使用せず搾油

安価な食用油は溶剤などを使い大量に搾られることがありますが、菜の花トラストは薬剤などは使用せず、じっくり時間をかけて搾油機で搾ります。原料は100%横浜町産の菜種です。

3.上澄みだけを使用・非加熱処理

搾油機で搾った油は数日から数週間静置し、上澄みだけを0.2㎏の圧力で精油し、自然ろ過させています。
一般的ななたね油は、作業時間を短縮させ、搾油量を向上させるため、菜種そのものを加熱してから搾油する、効率重視で作られます。一方、菜の花トラストは菜種特有のエグミを極力出さないように、天日干しした後はじっくりと非加熱で仕上げるため味わいが全く異なります。
中でも‟御なたね油”は、じっくり手間と時間をかけて精製後、平均で6回も自然ろ過しており、雑味もなく酸化もしていないため料理や素材につけたりかけたり混ぜたりするなど、生食できるのです。

菜の花トラストのなたね油商品

なたね油は、精製度が高い‟御なたね油”と、鮭の軟骨から抽出された青森県の‟プロテオグリカン”、この二つを主原料とした『フロルデコルサ』(スペイン語で菜の花)という化粧品へも展開しています。

御なたね油
御なたね油
天日干し天ぷら油
天日干し天ぷら油
御なたね油ガーリックオイル
御なたね油ガーリックオイル
モイストオイル
「フロルデコルサ」モイストオイル
クレンジングオイル
「フロルデコルサ」クレンジングオイル

2019 菜の花フェスティバルinよこはま

1991年から続く菜の花フェスティバル。毎年5月上旬に開花し始め、5月末頃まで楽しめます。
菜の花畑、陸奥湾に釜臥山風力発電の風車など様々なコース風景が見られる「よこはま菜の花マラソン大会」も同時に行われ、大迷路の他、5月11日(土)・12日(日)の2日間限定で菜種油を使ったPIZZAフェスも行われます。

○菜の花PIZZAフェス(下北ジオ・ダイニング)

主催:一般社団法人しもきたTABIあしすと
日時:2019年5月11日(土)・12日(日)各日 10:00~15:00

○菜の花フェスティバル

開催日:2019年5月18日(土)・19日(日)

菜の花フェスティバル、菜の花PIZZAフェスはいずれも横浜町大豆田(自然苑)で行われます。
開催場所:青森県上北郡横浜町字大豆田98-64

菜の花PIZZAフェスでは、ピザ世界大会で優勝経験のある東京都石神井「レストランPIZZERIA GTALIA DA FIILIPPO」の岩澤正和氏指導の元、
みんなでピッツァを作ります。そして、そのピッツァには菜の花トラストの菜種油が使われます!

○菜の花大迷路

設置されている展望台から菜の花畑を一望できる大迷路は、菜の花が開花期間中毎日開園されます。

開園時間:9:00~16:00
入園料:小学生以上は100円

大迷路
菜の花大迷路
菜の花マラソン
菜の花マラソン

なたね商品を味わう

なたね油等を味わえるお店(飲食店)

名称 有機和食 山藤
住所 東京都港区南麻布5-15-25 広尾六幸館2F
電話 03-5795-2683
名称 イルヴィスキオ ( IL VISCHIO )
住所 東京都渋谷区代々木4-6-5 A&U 1F
電話 03-5309-2366
名称 青森ねぶた小屋 三宮本店
住所 兵庫県神戸市中央区旭通5-322
電話 050-5347-2074
名称 青森ねぶたワールド 三宮生田新道店
住所 神戸市中央区北長狭通1-10-9 生田新道ビル4F
電話 050-5347-2073

なたね油等を購入できるお店

名称 道の駅よこはま
住所 青森県上北郡横浜町字林ノ脇79-12
電話 0175-78-6687
名称 HARU JUiCE
住所 大阪府大阪市中央区南本町3-1-16
電話 06-6484-7818
名称 ろっかぽっか
住所 青森県六ヶ所村鷹架字内子内337
電話 0175-69-1126
名称 野辺地町観光物産PRセンター
住所 青森県野辺地町字野辺地123番地1
電話 0175-64-9555
名称 むつマエダ本店
住所 青森県むつ市小川町2-4-8
電話 0175-22-8333
名称 スカイマートビードル(三沢空港内)
住所 青森県三沢市三沢字下タ沢83番地198
電話 0176-51-1460
名称 油屋福六
住所 青森県弘前市大清水4丁目11-10アルバトロス一階
電話 0172-88-6948
名称 コミュニティカフェ でる・そーれ
住所 青森県五所川原市大町39 津軽鉄道(株)1F
電話 0173-34-3971
名称 青森県地場セレクト(青森県観光物産館アスパム内)
住所 青森県青森市安方一丁目1番40号
電話 017-735-5311
名称 さくら野百貨店 八戸店
住所 青森県八戸市三日町13
電話 0178-44-1151
名称 青森県北彩館(新青森駅店・アスパム店・三内丸山店)
住所 新青森駅店:青森県青森市石江高間140-2
アスパム店:青森県青森市安方1-1-40
三内丸山店:青森県青森市三内丸山305
電話 新青森駅店:017-752-6161
アスパム店:017-721-3791
三内丸山店:017-766-4261

関連リンク

旬の食材 菜の花(2007年5月)
あおもり産品販売店(上十三地域の産地直売所) 道の駅よこはま「菜の花プラザ」


産地めぐり

2018年5月
「Michiki農園 工藤三千輝さん」

2018年7月
「南八甲田高原野菜生産組合」JA津軽みらい

2019年4月
濃厚なミルクのABITANiAジャージーファーム

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