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青森のうまいものたち

深浦町「岩もずく」商品化を進める”ふかうら開発”(2019年6月)

2019年6月 産地めぐり ふかうら開発

今月は青森県深浦町で地元の産品を使用した商品開発などを行うふかうら開発さんと、ほとんど流通しない希少な「岩もずく」をご紹介します。

自然に恵まれた青森県深浦町

青森県の最西南に位置する深浦町。

自然に恵まれ、日本に4つしかない自然遺産であり、青森県と秋田県にまたがる白神山地が町の東側に連なっています。

1792年の大地震で海岸線が隆起して形成されたとされる千畳敷海岸、海岸線に砂浜が続く風合瀬海岸などの日本海によってもたらされた景勝と夕焼けが美しく、夕日が近い町として観光地としての魅力も多くあります。

また深浦町は、海に面する南側に11カ所の漁港があり、日本海から水揚げされる多種で豊富な海産物に恵まれた地域です。青森県大間の本マグロ(クロマグロ)は全国的に有名ですが、実は青森県内の水揚げ量ナンバー1(平成30年)は深浦町。クロマグロの他にも豊富で良質な海産物が一年を通じて水揚げされています。

青森県深浦町の位置
青森県深浦町
深浦町の夕日
夕日が近い深浦町
白神山地
白神山地
日本キャニオン
日本キャニオン
青池
青池

ふかうら開発

ウエスパ椿山
ウエスパ椿山(ふかうら開発)

町と町内民間企業が出資し、第三セクターとして設立されたふかうら開発。
1989年の創業時から深浦町の地域資源開発を進め、加工食品の開発を行う水産事業、宿泊・レジャー施設の運営を行うウェスパ事業、飲食店の経営を行うフード事業の3つを主軸に運営しています。

ふかうら開発の水産事業では、深浦町の海、山、豊富な自然素材を活用したさまざまな商品の開発が行われています。
100%深浦産わかめで作られる“つるつるわかめ”は、素材の味を生かしたヘルシー食品で、優良ふるさと食品中央コンクールや産地直売推奨品コンクールで受賞するなど、ロングヒット商品となっています。

「つるつるわかめ」製造風景
「つるつるわかめ」製造風景
100%深浦産ワカメで作られる「つるつるわかめ」

深浦町産、希少な「岩もずく」

「岩もずく」1kgパッケージ(塩蔵)

「岩もずく」とは?

一般的に食べられているモズクは、沖縄県で養殖されている“沖縄もずく”という品種で、程よい食感とヌメリ気があります。
一方、深浦町で採れるモズクは「岩もずく」と呼ばれ、モズク一本一本がしっかりしていてシャキシャキの食感と強いネバり気がある品種です。
また、 “沖縄もずく”は海藻に付着して育ちますが、深浦町などで採れる「岩もずく」は名前の通り、岩や石に付着して育つために他のモズクにはない歯ごたえのあるモズクになるとされています。

岩もずく
「岩もずく」

深浦町では、「岩もずく」こそがモズク

物心ついた時には、「岩もずく」は当たり前のように身近にあった、
と言うのは、深浦町生まれの小野 篤史さん(株式会社ふかうら開発)。
日本全国、そのまま食べられるようにパッケージされた”沖縄もずく“が流通しているため、ほとんどの日本人にとってのモズクは、”沖縄もずく“です。
それもそのはず、国内で流通しているモズクの99%は、養殖の”沖縄もずく“なのです。

深浦町では6月に入るとモズク類が水揚げされるため、生の「岩もずく」を湯通しして味噌汁に入れたり、酢の物にして食べるのが一般的だそう。
また、深浦町ではモズクを年中食べられるよう、生で流通させる以外は、塩蔵保存されています。

天然ものだからこそ安定しない希少さ

深浦町では”花もずく“と呼ばれる細めのモズクが6月下旬頃から採れ始め、7月に入ると「岩もずく」が採れ始めます。

水深約3~5mの岩場に生える「岩もずく」を、船に乗ったまま海底を覗き、三又のような器具に巻き付けて、または素潜りして手作業で漁獲されます。漁獲方法からも分かる通り、「岩もずく」は一度にたくさん水揚げできるものではなく、水揚げ量は毎年安定しないため、他種の水揚げ量によっても値の変動が大きくなります。
一般に流通している養殖モズクに対し、「岩もずく」は天然であり漁獲の安定が難しいために希少価値が高く、安定した養殖物とは異なった魅力があるのです。

知る人ぞ知る「岩もずく」に付加価値を!

深浦町を代表する海産物の一つである「岩もずく」は、ネバり強さや歯ごたえの良さで、知る人ぞ知る名品にも関わらず、ほとんど知名度がありません。
ふかうら開発は、「岩もずく」の有用成分等の優位性も活かし、深浦町産天然「岩もずく」を使用した商品開発へも着手しています。
その名も「THE IWAMOZUKU」。
これこそ、本当のモズクという意味が込められています。
製品を国立大学法人弘前大学と共同開発、「岩もずく」に合うタレの開発を、地場産の魚介で焼干しを生産している千畳敷センターに協力を得て、カネショウ株式会社と共同開発しています。

セット内容 「岩もずく」50g×3
セット内容 「岩もずく」50g×3
THE IWAMOZUKU
THE MOZUKU

また、ふかうら開発では現在、「岩もずく」のフリーズドライみそ汁を商品開発中。
希少で、旬も限られる「岩もずく」をさらに楽しめそうです。

青森県深浦町産モズクを食べられる場所

2019年5月18日~10月31日まで開催しているウェスパ椿山の宿泊プランイベント「生ビールフェア」で深浦産モズクを提供予定。
※6月末以降、水揚げ状況により変動あり。

詳しくはコチラ(ウェスパ椿山のサイトにリンクします)

青森県深浦町産モズクを購入できる場所

ふかうら開発ネットショップ

名称 ふかうら本舗
住所 青森県深浦町深浦岡崎大間97-7
電話 0120-025-500(加工所フリーダイヤル)
名称 物産館「コロボックル」(ウエスパ椿山)
住所 青森県深浦町舮作鍋石226-1
電話 0173-77-2261

関連リンク

青森特産品図鑑 モズク
あおもり産品販売店(西北地域の産地直売所)農産物直売所「あじ・彩・感」(海の駅「わんど」内)
あおもり産品販売店(西北地域の産地直売所)鰺ヶ沢漁業協同組合直売所(海の駅「わんど」内)
あおもり産品販売店(西北地域の産地直売所)道の駅ふかうら「かそせいか焼き村」
あおもり産品販売店(西北地域の産地直売所)十二湖駅産直コーナー

深浦町以外の地域

中泊町

あおもり産品販売店(西北地域の産地直売所)徐福の里 農産物直売所

今別町

あおもり産品販売店(西北地域の産地直売所)道の駅いまべつ「アスクル」


産地めぐり

2018年6月
「CONSEFARM 赤石英二さん」

2018年8月
「Michiki農園 工藤三千輝さん」

2018年7月
「南八甲田高原野菜生産組合」JA津軽みらい

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