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青森のうまいものたち

せんべい汁(2021年1月)

せんべい汁は、肉や魚、きのこ、野菜などでダシを取った汁の中に、南部せんべいを割りいれて、煮込んで食べる郷土料理です。青森県八戸市をはじめ、県南地方でよく作られています。
使用するせんべいは、小麦粉・塩を原料とし、汁物用に開発されたもので、煮込んでもとけにくく、モチモチとした独特の食感があります。寒い日に体を温めてくれる汁ものとして、今の時期ぴったりな料理です。
※本レシピは、食の文化伝承ガイドブックを参考にしています。

材料(約2人分)

せんべい 約8枚
鶏肉(むね肉やもも肉) 200g
旬の野菜や山菜
(今回は、ごぼう1/2本、
にんじん1/2本、干し椎茸5g)
適宜
ねぎ 1本
糸こんにゃく 80g
1リットル
しょうゆ 適量
酒・塩 少々

作り方

  1. 鶏肉は適当な大きさに切っておきます。ごぼうはささがきに、にんじんはせん切りに、干し椎茸は水とボウルに入れてもどします。ねぎは斜め切り、糸こんにゃくは3~4cmの長さに切っておきます。
    鶏肉の代わりに、サバの缶詰または焼きサバ・焼き鮭など、海の幸が豊富な青森県八戸市らしい具材を入れるのもおすすめ。
  2. 肉を表面の色が変わるまで焼きます。
  3. 鍋に水を入れて沸騰させ、野菜や山菜、糸こんにゃくを入れ、弱火で煮ます。
  4. 強火にしてあくを取り、具材に火が通ったらしょうゆ、酒、塩等で味付けをします。
    あくと一緒に油もとらないよう気を付けてください。
  5. 最後にせんべいを3~4つに割ったものとねぎを入れます。
    せんべいはそのとき食べる分だけ、沸騰したところに入れてお好みの硬さでお召し上がりください

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【はちのへ食のエリア】八戸せんべい汁

資料ダウンロード(こちらから「食の文化伝承ガイドブック」をご覧いただけます)


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