青森のうまいものたち

目の前に太平洋を望む、階上町大蛇地区にある「はしかみハマの駅あるでぃ～ば」。2018年5月にオープンした、浜の賑わい拠点施設となっております。
この施設の名前の語源は、県南地方の方言である「あるでば」。「あるよ！」という意味であり、ここに来れば浜のものが「あるでば」、なんでも「あるでば」という思いを込めて命名されました。

お店に入ってまず目に入るのが、地元で水揚げされた、新鮮で安い魚介類が並ぶ海産物直売所。入口付近には巨大水槽があり、階上沖の魚がお出迎えしてくれます。
海産物直売所に並ぶ魚介類は、その日の朝に水揚げされたものがほとんどで、アブラメ（階上町の魚）やドンコ、ヒラメやホヤなどその時に旬のものが30～50種類ほど並んでいます。漁港がすぐそばにあることから、どこよりも早く、そして安く提供しています。お目当ての商品をゲットするためには、午前中の来店がオススメです！
また、魚介類だけでなく、地元産の加工品や周辺市町村の商品も販売されています。その中でも人気が高い商品は、「塩うにの瓶詰め」。瓶にぎっしり詰まったうには、うに好きにはたまらない商品です。ぜひお試しください。

お店に入って左側には、階上漁協女性部が手掛ける軽食販売所「あっぱぁかっちゃぁ’ズ」があります。いちおしは、「ふのりドーナツ」と「わかめ塩ソフトクリーム」。「ふのりドーナツ」は、階上漁協女性部の方が開発した商品で、毎日手作りし、早いときは午前中に売り切れてしまいます。「わかめ塩ソフトクリーム」は、バニラソフトクリームに、わかめ塩をふりかけて食べます。ほんのり効いた海藻の味と塩味で、さっぱりとした一品となっています。

また、館内にはレストラン「Mar（まーる）」も併設しています。「Mar（まーる）」とは、スペイン語で「海」という意味で、名前のとおり、太平洋を眺めながら、地元産の新鮮な魚介類が堪能できるレストランとなっています。「海鮮丼」や「ハマラーメン」など、“ハマ”のレストランらしいメニューがおすすめです。

そのほかにも、水産PRコーナーを兼ねた飲食スペースや、申請すればどなたでもご利用できる研修室、調理室も併設しています。「ハマの駅あるでぃ～ば」は、月に一回のイベントも開催しており、賑わいを見せています。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

＜イベント情報＞
毎月一回イベントを開催。詳しくは「ハマの駅あるでぃ～ば」HPへ。
https://aldiva.jp/