みなさん、「もち麦」をご存知ですか?
「麦」というと、まず思いつくのが小麦ではないでしょうか。それからビールの原料となる大麦、そのほかライ麦やオーツ麦など・・・。「麦」と呼ばれるものはたくさんありますが、今回は、大麦の一種である「もち麦」をご紹介します。
「もち麦」って何?
大麦の品種にも米と同様、「うるち性」と「もち性」があり、「もち性」の大麦のことを「もち麦」といいます。
また、「うるち性」の大麦をローラーで押しつぶして平たくし、吸水性を高めて調理しやすくしたものを「押し麦」といいます。
もち麦は、その名のとおり、粘りのあるもちもちした食感が特徴で、水溶性食物繊維(β-グルカン)を多く含むことから、健康を意識する人たちから支持されています。
寒冷地で強く育つ大麦
小麦の生産は北海道、大麦は九州や四国を中心に西日本での栽培が盛んです。
長い間、大麦の栽培は寒冷地には向かないとされてきましたが、2017年に寒冷地向けのもち性大麦の新品種「はねうまもち」が公表されたことから、つがる市のSKファーム株式会社が青森県内では初めて「はねうまもち」の栽培を始めました。
「はねうまもち」は北陸生まれの品種ですが、つがる市の土壌や厳しい冬の気候でもよく育ち、現在は減農薬による育成から収穫、さらには精麦、製品化までを一貫して同社で行い、安心しておいしく食べられるもち麦づくりを行っています。
2枚目の写真は、6月末、収穫直前の麦畑。
風に吹くと穂がそよぎ、畑が金色に輝いて見えます。
もち麦の商品
つがるもち麦美仁
600g(スティックパック50g×12本)税込764円
「はねうまもち」を使用した商品。
「はねうまもち」はクセが少なく、他のもち麦に比べもちもち感が強く感じられます。
白米と馴染みやすいので、雑穀ごはんが苦手という方にもおすすめです。
袋を開けると、50gずつ個包装になったスティックが12袋入っています。
はかる手間なし、洗米の必要なし、浸水の必要なし!すぐに使えるもち麦です。
買えるところ
・青森県民生活協同組合・365(十和田市東1番町10-9)
・津軽地方の道の駅、産直施設でも販売しています。
このほかにも、もち麦に関する商品が販売されています。
もち麦きな粉300g(税込1,300円)、もち麦粉300g(税込1,300円)など…
詳しくは、SKファーム㈱オンラインショップ(こちらをクリック)をご覧ください。
もち麦のおいしいレシピ
もち麦の食べ方は麦ごはんがよく知られていますが、独特のぷちぷちした食感を楽しむレシピは麦ごはん以外にもたくさんあります。
まずは、基本の麦ごはんの炊き方をご紹介します。
○麦ごはん(1合)
1 研いだ米1合に対し、いつもの量の水を入れる
2 もち麦50gと、追加したもち麦の倍量の水100gを加える
3 軽くかき混ぜて炊飯
4 炊き上がったら全体をほぐして出来上がり!
白米1合に対して、もち麦50gが目安ですが、初めてもち麦を試すという方は、1合に対し大さじ1~2杯ぐらいから始めてみましょう。
○その他のレシピ
ひき肉の一部をもち麦に代えて作るヘルシーなもち麦ハンバーグなど、もち麦は様々な料理に活用できます。
☞レシピはこちらをクリック
商品概要
商品名 | 上記をご覧ください。 |
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お問い合わせ
株式会社えすけーず農園
住所 | 青森県つがる市柏広須照日98 |
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電話 | 0173-27-5080 |
ホームページ | https://bejin-sksfarm.co.jp/ |