トップページ > 知る > 【特集】あおもりの旬 > 2012年11月号「十和田湖のひめます」

特集:あおもりの旬 2012年11月号「十和田湖のひめます」

 十和田湖の名産「ひめます」は、「姫」の名にふさわしい美しい姿と、その繊細な美味しさが人気の魚。今の時季は、一番脂が乗っていて特に美味しいと評判です。お刺身や塩焼き、カルパッチョやムニエルなど、こだわりのひめます料理を十和田湖で是非ご賞味ください。


十和田湖


写真
朝の十和田湖出漁風景

 十和田湖は、2度の火山噴火によってできた二重式カルデラ湖で、本県と秋田県にまたがる面積は、全国第12位(61k㎡)。深さは327mで全国第3位となっており、湖上遊覧や展望台から美しい風景を楽しむことができる、青森県を代表する観光地です。

 また、十和田湖から唯一流れ出る奥入瀬渓流は、みずみずしい新緑や秋の紅葉散策が楽しめる人気のスポットとなっています。

写真
十和田湖遊覧船
写真
奥入瀬渓流

十和田湖のひめます


写真
漁獲風景

 ひめますは、体側が銀色、腹部が銀白色、頭部と背部が青緑色の魚(サケ目、サケ科、サケ属)で、ベニザケが海に下らずに一生を湖で生活するようになった淡水魚です。親魚の全長は20~30㎝、大きいものでは40㎝前後に成長します。
 日本では、もともと北海道の阿寒湖、網走川上流のチミケップ湖だけに生息していましたが、その卵が支笏湖→十和田湖→中禅寺湖といった具合に日本全国の冷水湖に移殖放流され、現在に至っています。

 十和田湖では、明治36年、和井内貞行氏が支笏湖からひめますの卵を譲り受け、十和田湖へ放流・養殖に成功しました。以来、十和田湖を代表する魚として親しまれています。
 現在は、十和田湖増殖漁業協同組合(小林義美組合長)がひめますのふ化放流事業を行っています。ひめますは十和田湖では、好条件下の場合、1年では14㎝、4年では20~40㎝に成長、成熟し、秋口には、放流された漁協のふ化場前の岸に戻ってきます。漁協では、9月以降は親魚の荷受制限を行い、採卵し、ふ化放流による資源管理に努めています。

写真
採卵作業
写真
稚魚放流風景

十和田湖でのひめますの生産、漁獲時期


写真

 十和田湖のひめます漁獲量は、1983年の66tをピークに大幅に減少し、特に2000年~2002年は、わずか数トン程度になってしまいましたが、同漁協や研究機関等の努力によって、ここ数年は10~15tで推移しています。
 冬季は、出漁を控え、雪解けが進んだ春先から漁獲が始まります。6~8月頃には刺身用の大型(300~500g)のひめますも漁獲されます。
 10、11月からは、100~150g程度の「一本焼き」サイズが多く漁獲され、この頃のひめますは、一番脂が乗っていて特に美味しいそうです。


十和田湖のひめます料理と加工品


写真
塩焼きの販売

 ひめますは、魚肉がきれいなサーモンピンクで、甘みがあり、とても美味しい魚です。十和田湖畔の旅館や民宿、食堂では、定番の塩焼きや刺身のほか、ムニエル、カルパッチョなども提供されています。また、お土産店などでは甘露煮や燻製などの加工品も販売されています。

 特に、今年は、十和田湖畔の関係者の方々が自分たちで考案したひめます料理や地元の野菜を使った料理を11月10日(土)、11日(日)の「十和田湖ひめます祭」で披露しますので、どうぞご賞味下さい。

写真
ひめますの刺身
写真
焼きひめます
写真
ひめますトバ
写真
ひめます甘露煮

「十和田湖ひめます祭」

 特設会場では、「ひめます汁」の振る舞いや、塩焼きなどのひめます料理や地元の野菜を食材とした美味しい料理、加工品の販売を行います。

日時:
11月10日(土)、11日(日)
午前10時~午後3時
会場:
十和田湖畔休屋 遊覧船桟橋前広場
主催・問い合わせ先:
十和田湖ひめます祭実行委員会事務局(十和田湖国立公園協会)
TEL 0176-75-2425
http://www.towadako.or.jp/

十和田湖のひめます 産地直送

 ひめますは宇樽部、休屋、大川岱の3地区の集荷場に、通常、朝6時~7時に集められ、休屋販売所では8時頃から鮮魚として販売されます。同時に、宅配の発送準備や冷凍準備の体制も整えられます。出荷翌日の夕方頃には首都圏に届くそうです。


十和田湖ひめますの販売

 ひめます販売については、次のとおりです。


写真
十和田湖増殖漁業協同組合
休屋地区ひめます販売所
時期:
漁獲があった場合 ※休屋販売所にて、朝8時頃から販売
(※販売期間は、4月20日頃から11月の「ひめます祭」開催日までが目安で、漁期中は土、日、祝日でも漁獲があれば販売しています。休屋販売所は、十和田湖郵便局の隣です。→MAP
場所:
十和田湖増殖漁業協同組合(事務所)
十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋486
問い合わせ先…0176-75-2612

十和田湖でのひめます釣り等


写真

 十和田湖でひめます釣りをする場合、遊漁券(船釣りは2,000円/日、岸釣りは1,000円/日)の購入が必要です。
 遊漁期間も設定されていますので、ご注意下さい。

問い合わせ先:
十和田湖増殖漁業協同組合
(事務所)0176-75-2612
(ふ化場)0176-75-2353


掲載日 2012.11.1


バナーこのサイトはリンクフリーです
お問い合わせ先:青森県農林水産部総合販売戦略課
〒030-8570青森市長島1丁目1番1号  E-mail hanbai@pref.aomori.lg.jp
TEL:017-722-1111(代表:内線3108)/ 017-734-9571(直通)
Copyright 2005-2015 青森県農林水産部総合販売戦略課 All Rights Reserved.