もちとろろ
箸で持ち上がる弾力。雪下熟成の濃厚な甘み
青森県は長芋生産量トップクラスを誇りますが、この「もちとろろ(品種:つくなが1号)」は別格です。産地は、つがる市車力地区に広がる「屏風山砂丘」。かつては風砂吹き荒れる「不毛の地」でしたが、長い年月をかけた植林と開拓により、水はけの良い極上の農地へと生まれ変わりました。この砂地環境が、長芋にはない「餅のような粘り」と「濃厚な旨み」を育みます。地元農家が改良を重ねた、一般流通の少ない希少な「やまのいも」です。
長芋の常識を覆す「餅」のような弾力の理由
最大の特徴は、その名の通り「餅」のような食感です。一般的な長芋(水分量が多くシャキシャキ)に対し、もちとろろは粘りの強い「加賀丸いも」を青森県産優良長いもと掛け合わせることで、箸で持ち上がるほどの高弾力を実現しました。さらに特筆すべきは「越冬熟成」。秋に収穫せず、一冬雪の下で眠らせることで、寒さから身を守るためにデンプンを糖化させます。これにより、土の香りを残しつつ、アクの少ない洗練された甘みが凝縮されるのです。
濃厚なコクを味わう「落とし汁」
この強烈な粘りを堪能するなら、まずは出汁で割らずに食べてみてください。わさび醤油を少し垂らすだけで、高級料亭の先付のような一品になります。地元で愛される食べ方は、味噌汁にスプーンですくって落とす「落とし汁」。熱を加えても煮崩れず、モチモチとした団子のような食感に変化します。また、海苔で巻いて揚げれば、外はサクッ、中はフワトロの極上おつまみに。主役級の存在感を持つ食材です。
旬のカレンダー
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
- 旬の時期
- 流通時期
主な生産地
- 津軽
- つがる市
- 南部
- 下北







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