根曲がり竹
豪雪に耐え抜いた「生命力」を食す。青森「春のソウルフード」
青森県で「たけのこ」といえば、孟宗竹(もうそうちく)ではなく、この「根曲がり竹」を指します。正式名は「チシマザサ」。青森県の幅広いエリアで愛され続ける、ソウルフードです。
雪圧が生む「白い身」の緻密さと強烈な甘み
一般的な孟宗竹との違いは、その「甘み」と「扱いやすさ」にあります。深い雪の下で高圧に耐えながら育ち、繊維が緻密で非常に柔らかく、噛めば特有の甘い香りが鼻に抜けます。特筆すべきは、孟宗竹のような強烈なエグみがないこと。採れたての根曲がり竹は、面倒な米ぬかでのアク抜き作業は不要です。届いたその日に調理できる手軽さも、人気のポイントです。
格別の「姿焼き」。郷土料理やおでんにも欠かせない万能さ
まずは煮物、和え物、天ぷらで旬の味を。中でも、皮ごと焼いた「姿焼き」は、凝縮された香ばしさと歯ごたえが格別です。また、根曲がり竹は青森の食文化を支える名脇役でもあります。春の味覚と合わせた「鮭とたけのこの飯ずし」や「山菜おこわ」、さらには「青森生姜味噌おでん」の具材としても欠かせない、まさに青森の春を味わい尽くすための山菜です。
旬のカレンダー
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