日本で栽培されるトマトは大きく‟生食用”、‟加工用”の二種に分かれ、青森県では主に生食用のトマトが栽培されています。
青森県のトマトは夏場の生産が中心で、夏秋トマト(7月~11月)の出荷量は全国第7位です。特に東京都中央卸売市場への出荷が多く、7・8・9月にはシェアが第1位となり、5個に1個が青森県産です。
昼夜の気温差が大きい青森県で生産されるトマトは、色が鮮明で味が良く、日持ちの良さにも定評があります。品種は果肉が崩れにくい完熟系の桃太郎系統の品種が中心です。選果施設の導入が進んでおり、最近では、青森の特産果物「りんご」の選果施設をトマトに活用し、糖度・熟度・硬度・酸度・内部の障害などを判別して出荷する、青森県ならではの取組も見られます。
トマトに含まれる色素リコピンは抗酸化作用が高く、生活習慣病の予防に効果があると言われています。また、ベータカロテンも多く含まれています。
主な生産地
夏秋 | 青森市、外ヶ浜町、平内町、今別町、蓬田村、弘前市、平川市、黒石市、大鰐町、藤崎町、田舎館村、八戸市、田子町、五戸町、南部町、三戸町、新郷村、階上町、深浦町、五所川原市、鰺ヶ沢町、つがる市、中泊町、鶴田町、板柳町、十和田市、七戸町、東北町 |
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冬春 | 南部町、三戸町 |
出荷時期
season…出荷時期
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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