にんにく

国内生産量の約70％という高いシェアを占める青森県のにんにくは、大玉で1片が大きく実がよくしまり、雪のような白さと品質の良さが自慢です。
栽培品種は本県の気候に適した「福地ホワイト」という系統が生産されており、辛さが少なく、甘みがあり、市場で高い評価を得ています。
青森県は、種の良さのみならず、にんにくの栽培に適した風土や土づくり、高度な栽培技術やきめ細かい管理、さらには乾燥・貯蔵技術によって、日本一品質のよいにんにくを通年で供給しています。

にんにくの栄養成分

にんにく独特のスパイシーな香りはアリシンによるもので、殺菌作用があるといわれています。また、アリシンはにんにく内のビタミンＢ１と結びつくことで、動脈硬化や疲労回復などに効果があると言われています。身体に良いからといって、食べ過ぎは逆効果で、1日にりん片2～3個程度が適量です。

にんにくの選び方

・薄皮が乾燥していて、ツヤがあるもの
・茎の部分が良く締まっているもの
・りん片が大きく、固く締まっているもの

にんにくの保存・調理方法

ネットに入れて風通しがよい場所に吊しておくか、ラップにくるんで冷蔵または冷凍保存します。にんにくは、一般的に料理の味を引き立てるスパイスとして使用されていますが、まるごと素揚げにするとホクホクとして美味です。

主な生産地

中南	平川市、黒石市、藤崎町、田舎館村
三八	八戸市、田子町、五戸町、南部町、三戸町、新郷村、階上町
西北	つがる市、板柳町
上北	十和田市、七戸町、東北町、六ヶ所村、三沢市、六戸町、おいらせ町