あおもり産品情報サイト

青森のうまいものたち

ひっつみ(2020年10月)

青森県南部地方では、畑作地帯が広がっており、雑穀・粉食(小麦粉・そば粉)主体の料理が昔から伝えられています。
季節の山菜、野菜、きのこなどを入れただし汁に練った小麦粉をひきちぎって入れることから「ひっつみ」といわれています。ごはんが不足した時によく作り、具やだしは地域や各家庭、季節などにより変わります。
※本レシピは、食の文化伝承ガイドブックを参考にしています。

材料(3~4杯分)

小麦粉(強力粉) 250g
水(上記小麦粉に入れる水) 220cc
鶏肉 200~250g
にんじん 中1/2本
ごぼう 中1/2本
ねぎ 1本と1/2本
少々
しょうゆ 大さじ1/2
500cc

ひっつみの作り方

  1. 小麦粉に水210cc~220ccをまんべんなく入れ、耳たぶより少し柔らかい程度にこねます。
    よくこねないと、汁がとろみやすくなります。こねて一晩おくと、さらに良く伸びます。
  2. 1にぬれふきんをかけ、1時間~半日くらいねかせておきます。
  3. 鶏肉は、一口くらいの大きさに切る。にんじん、ごぼうは、ささがきにします。
  4. 鍋に水、鶏肉、にんじん、ごぼうを入れ、煮立ててだしをとります。
  5. 2のひっつみを片手に持ち、両手の指で薄くのばしてひきちぎり、煮立っただしの中に一枚ずつ広げて入れます。
  6. 最後に、しょうゆ、酒で味付けをして、斜め切りのねぎをパッとはなして火を止めます。

関連ページ

【青森の郷土料理】ひっつみ
【青森特産品図鑑】小麦
【青森特産品図鑑】にんじん
【青森特産品図鑑】ごぼう
【青森特産品図鑑】ねぎ

資料ダウンロード(こちらから「食の文化伝承ガイドブック」をご覧いただけます)


動画で見る 青森レシピ


ページトップへ戻る