青い森紅サーモン
青森県初の淡水養殖サーモン
近年、日本国内ではサケやマスを品種改良した国産のご当地サーモンが続々と登場しており、その数はおよそ100種類以上!そんな中、青森県産業技術センター内水面研究所が15年の歳月をかけて「青い森紅(くれない)サーモン」を開発しました。
青森県の清らかな河川水や湧き水を利用した淡水養殖で、出荷前の仕上げ期間に、県産のりんごと県産のにんにく入りのえさを与えて育てています。
「紅」の名の通り、美しい紅色をした身が特徴の生食用サーモン。サーモン本来の旨味や程よい脂のりを楽しめます。1年を通じて水揚げされるため、常に新鮮で、さまざまなシーンで味わうことができます。
”いいとこ取り”高品質サーモン
ニジマス養殖に関して100年以上の歴史を持っている内水面研究所が開発した青い森紅サーモンは、淡水養殖に適した青森系ニジマスの雌と、大型の海面養殖用の海水耐性系ドナルドソンニジマスの雄との交配で作られたサーモンです。飼いやすく、病気になりにくい青森系ニジマスと、大きく成長しやすい海水耐性系ドナルドソンニジマス。この2系統両方の長所を受け継いでおり、淡水養殖のサーモンとして期待を集めています。
青森県の生産・販売対策協議会で定めた品質基準、生産マニュアルに従って養殖されている青い森紅サーモン。とある養殖施設では、水中に酸素を供給して魚を健康的に育てるために高低差が設けられ、まるでダムのように勢いよく水が落下しています。
おすすめの食べ方
青い森紅サーモンの出荷サイズは2kg以上と定められており、およそ3年から4年をかけてじっくり育まれます。紅色の身は大きく柔らか。一般的なサーモンに比べて脂のりが控えめで、さっぱりとした味が特徴です。
一年を通して冷凍せずに新鮮な状態で出荷でき、サーモン特有の臭みが少ないので、特に刺身や寿司などの生食がおすすめ。飲食店の他、スーパーなど小売店でも販売されています。青い森紅サーモンの上品な旨味をぜひご賞味ください。
旬のカレンダー
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
- 旬の時期
- 流通時期
主な生産地
十和田市、新郷村
- 津軽
- 南部
- 十和田市
- 新郷村
- 下北