高級で希少な洋梨「ゼネラル・レクラーク」。古代ギリシャ・ローマの時代から栽培されている西洋梨類は、長い時代にわたり人々に愛されてきました。「ゼネラル・レクラーク」はその中でも誕生が遅く、戦後生まれの洋梨です。
日本で最初に「ゼネラル・レクラーク」の栽培に成功した南部町の泉山果樹園園主、泉山茂さんにお話を伺いました。
日本初「ゼネラル・レクラーク」の栽培に成功
はじまりは40年前
さかのぼること約40年、1977(昭和52)年にフランス・アンジェの試験場から日本に「ゼネラル・レクラーク」を取り寄せたところから、日本での栽培が始まりました。
1989(平成元)年には農家の仲間が集まり、南部町で「ゼネラル・レクラーク」の栽培が本格化しました。
仲間は38名
現在、南部町周辺で一緒に「ゼネラル・レクラーク」を栽培している農家は38名。JA八戸のゼネラル・レクラーク専門部に属しています。泉山果樹園で収穫される「ゼネラル・レクラーク」は約12トン。70アール(7,000平米)もの広い畑で栽培されています。
こだわりの栽培方法

剪定方法
泉山さんが栽培する「ゼネラル・レクラーク」の木は、扇形をしているのが特徴。その理由は、美味しさの秘訣となる太陽の光を当てるためなのだそう。「ゼネラル・レクラーク」は、他の果物に比べると収穫までの作業が少なく、青森県生産量日本一のりんごと比較をすると、つる回しや、葉つみなどの作業がありません。その代わりに、春の剪定作業で木を扇形に整え、上からの光をすべての枝に当たるように調整します。

枝を固定
「ゼネラル・レクラーク」は、台風の発生が増える9月下旬~10月上旬に収穫時期を迎えます。大切に育ててきた果実が落ちることのないように、枝を鉄パイプに固定させます。そのため、泉山さんの畑には写真の通り、たくさんのパイプ棚が設置されています。
知名度が上がるまで、地道な努力
「ゼネラル・レクラーク」の栽培が成功したのち、美味しさと感動を全国に届けたいという思いから、泉山さんは東京へ。プレゼンテーションに向かった場所は高級フルーツ・ギフトを取り扱う果物専門店「新宿高野」。泉山さんをはじめ当時栽培に協力してくれた生産者や関係者総出で向かいましたが、有名な専門店である新宿高野には、毎日全国から同じような申し込みが多いため、相手にしてもらえませんでした。
ところが1年後、それは突然の出来事でした。「畑の視察に行きたい」と新宿高野の担当者から電話があり、視察を経て「ゼネラル・レクラーク」の取り扱いが決まりました。
プレゼンテーションからの1年間は、ただひたすら美味しい「ゼネラル・レクラーク」を作りたい一心だったと、泉山さん。改良を重ね、丁寧な栽培を続けてきたところに、ようやく光が差し込んだ瞬間でした。
今では「ゼネラル・レクラーク」は高級フルーツの一つ。美味しさに自信を持ち、価値を高めるまでの努力を惜しまない泉山さんの粘り勝ちとも言えます。
美味しくなるまで“待つ”のがポイント

日本で栽培されている主要な洋梨は約16種類以上あります。主要な洋梨と比べると、「ゼネラル・レクラーク」は、やや酸味が強く、甘味とのバランスがちょうど良い品種と言われています。
泉山果樹園では、収穫時期に近づくと熟度の調査を行います。一定の度数を超えたら20日以内にすべての果実を収穫し、見た目がまだ青くても収穫するのが「ゼネラル・レクラーク」の特徴です。
低温処理をするひと手間が美味しさの秘訣
収穫後、最低でも2週間は約4度の冷蔵庫で保存する低温処理をします。処理をしないと収穫して約3日程度で果実が傷んでしまい保存ができません。低温処理することで、約1週間の保存ができるようになり、また果実の甘みも増すのです。

食べごろ
外皮が黄褐色に変わり、へたの周りがやわらかくなったら食べごろです。外皮がまだ青く固い場合は、20℃くらいの常温で数日置き追熟させます。やわらかくなったら冷蔵庫で冷やすと美味しくいただくことができます。
手軽に購入できる加工品にも
泉山果樹園の「ゼネラル・レクラーク」を贅沢に使用した加工品が、ピュアジュースとジューシー缶の二つです。どちらも「ゼネラル・レクラーク」を旬の時期だけでなく、いつでも気軽に味わってほしい、という思いから商品化したもの。おしゃれで目を引くパッケージは「ゼネラル・レクラーク」が誕生したフランスをイメージさせる上品な格好をした男性が描かれていて、よく見ると、顔が「ゼネラル・レクラーク」の果実になっているのも印象的です。
ピュアジュース
「ゼネラル・レクラーク」果汁100%のストレートジュース。まるで「ゼネラル・レクラーク」の果実をそのまま飲んでいるかのようなジューシーさが自慢。一口飲むと濃厚な甘さと香りが口の中に一気に広がり、甘さだけでなく、ほどよい酸味も感じられます。
ジューシー缶
「ゼネラル・レクラーク」の美味しさをまるごと缶詰に閉じ込めた一品。果実を半分に切り、シロップに漬けたことで甘みが増しながらも爽やかな酸味が残り、そのまま食べてもくどくなく食べやすいフルーツの缶詰です。



フランス生まれ、南部町育ちの「ゼネラル・レクラーク」。ぜひ一度、頑張った自分へのご褒美や、大切な人へのプレゼントとして贈ってみてはいかがでしょうか?
問い合わせ先
泉山果樹園
住所 | 青森県三戸郡南部町小向字二又62 |
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TEL | 0179-23-3996 |
Webサイト | 泉山果樹園 Webページ |
加工品を購入できる場所
Webショップ
Webサイト | ゼネラル・レクラークしげるWebサイト |
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青森市
A-FACTORY | 青森県青森市柳川1丁目4−2 ☎017-752-1890 |
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八甲田ホテル | 青森県青森市荒川字南荒川山1−1 ☎017-728-2000 |
青森県地場セレクト | 青森県青森市安方1丁目1−40 青森県観光物産館アスパム 1F ☎017-777-3679 |
八戸市
はっちカネイリミュージアムショップ | 青森県八戸市大字三日町11−1 ☎0178-20-9661 |
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KOMEKUUTO八戸店 | 青森県八戸市田向2丁目14-10 ☎0178-51-6070 |
たなぶ酒販 | 青森県八戸市新井田八森平2−8 ☎0120-253-864 |
VidaMarche TSUTAYA八戸ニュータウン店 | 青森県八戸市東白山台1丁目1−35 ☎0178-70-7117 |
ユートリー(おみやげショップ) | 青森県八戸市一番町1丁目9−22 ☎0178-70-1111 |
弘前市
弘前中三 | 青森県弘前市土手町49−1 ☎0172-34-3131 |
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she/shock/cheese | 青森県弘前市土手町49−1 弘前中三テナント |
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十和田市現代美術館 | 青森県十和田市西二番町10−9 ☎0176-20-1127 |
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