あおもり産品情報サイト

青森のうまいものたち

干し餅

干し餅 青森県津軽地方の郷土料理

「干し餅」は津軽地方の西北地域で、特に盛んに作られてきた伝統的な保存食で、凍り餅とも言います。
普通の餅よりも多く相取り水を加えてついた餅を切り餅にし、それをわらで長く編んで寒い日を選んで屋外につるして凍らせ、風干して作られます。
干し餅づくりは年中行事に組み入れられ、天候をにらみ、かんを働かせながら十分な手間と時間をかけて1年分の量が作られたものです。特に2月頃のしばれる(冷え込む)時期に作るとおいしくなり、具を入れたものもあります。
昔から保存がきくお菓子として作られ、冬場の食料としてだけでなく、農作業時の一服休みや子供のおやつ、おみやげ用など、広く用いられてきました。
自然なお米の甘みと、「干し餅」ならではの、さくさくとした独特の食感があります。
そのまま食べるほか、油で揚げたり、バターで焼いて食べたりと、色々な食べ方があります。


あおもりの郷土料理


ページトップへ戻る