今回は、またまた青森の新しい駅弁の中で特に最近誕生した「津軽百年食堂弁当」をご紹介します。
「津軽百年食堂」とは
津軽地方には百年近く続く大衆食堂が数多く残っており、これらの食堂は総称して「津軽百年食堂」と呼ばれています。各店では百年以上前から親しまれてきた「津軽そば」や「中華そば」などの味が当時の味をそのままに今も地元の皆さんに親しまれ続けています。
桜の開花に合わせ、映画の上映が始まった「津軽百年食堂」は、実際のお店を舞台にした心温まる映画で、県内での上映を皮切りに今後日本全国での上映が予定されています。
津軽の味を伝え続けて80年以上、弘前市「大和家」
大正12年に創業した弘前市にある「大和家」は、地元の味を伝えながら、地元の方に提供する日常の仕出し・弁当などの提供も幅広く手がけるお店として、長年親しまれています。
今回の映画「津軽百年食堂」を記念し、現在の三代目女将自ら幼少の頃の味を思い出しながら創作したのが、「津軽百年食堂弁当」なのです。
百年の味を伝えたい「津軽百年食堂弁当」
弁当のベースになっているご飯はこんにゃくと油揚げを使っており、現在の女将が幼少の頃食べた炊き込みご飯を再現しています。また、横に添えられた牛しぐれ煮も実際にお店で「牛めし」として出していたものを再現しています。更に津軽では百年近く前から食べられていたラーメンの具材をモチーフにし、チャーシュー・メンマ・なると(りんごを入れたオリジナルです)を添えるなど、趣向を凝らしたお弁当になっています。
この商品は、4月の下旬から販売を開始したばかりでJR新青森駅構内やJR弘前駅改札口付近などで販売しています。
商品概要
価格 | 1個 800円(消費税込) |
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販売店 | JR新青森駅2階改札内駅弁コーナー「ぶなの森」、JR弘前駅2階改札口付近売店、大和家(要予約) |
お問い合わせ
有限会社 大和家(やまとや)
住所 | 青森県弘前市百石町47−1 |
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電話 | 0172-36-6633 |
「津軽百年食堂」映画情報
明治の頃、やっとの思いで津軽蕎麦の店を出すことが出来た初代賢治と、東京で暮らし家業を継ぐことを拒む四代目陽一。父親の事故をきっかけに実家に一時戻ることを決意した陽一は、東京で出会った同郷の七海や家族と向き合い、初代から代々伝統的な味を守る百年食堂「大森食堂」を継ぐことを見つめなおす—。桜舞う美しい津軽の地で、百年永々と受け継がれていく”魂”が咲かせた、感動の人間物語。
製作総指揮 | 川阪実由貴 |
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製作 | 二村慈哉 |
エグゼクティブプロデューサー | 本田 武市、重村博文、柳田和久、飯島髙尚 |
プロデューサー | 林哲次、森重晃、深澤義啓 |
出演 | 藤森 慎吾(オリエンタルラジオ)、中田 敦彦 (オリエンタルラジオ) 、福田沙紀、伊武雅刀 |
原作 | 森沢 明夫「津軽百年食堂」(小学館 刊) |
監督 | 大森 一樹 |
脚本 | 青柳 祐美子、大森 一樹 |
企画 | 株式会社エム・ケイ・ツー |
企画協力 | 株式会社LIBエンタテインメント |
制作プロダクション | 株式会社ティー・オーエンタテインメント |
協賛 | 青森銀行、アサヒビール、黒石市、八戸市、日立国際電気、弘前市、みちのく銀行 |
配給 | 日活/リベロ (C)2011 「津軽百年食堂」製作委員会 |