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津軽の桃

津軽の桃

津軽の桃の栽培は、もともと、りんごの価格低迷と早生りんごの台風リスクの回避のため、桃の栽培に取り組んだのがきっかけです。青森県では、南部地域で桃の栽培が盛んですが、津軽地域の気候が桃の栽培に適していることや、りんご栽培技術を活かすことができることなどから、今では津軽地域でも桃の栽培が定着し、若い生産者を中心に栽培面積も年々増加しています。
桃の木の剪定、実すぐり、袋かけ、果実の色付けなど、これまでのりんご生産の中で培った技術が桃の生産にも活かされ、太陽の光が当たるよう果実まわりの葉を摘むほか、着色用の反射シートをほ場に敷き詰め、果実のお尻の方まで着色させるなど、りんご農家のこだわりが表れています。このようにこだわって栽培される「津軽の桃」は、平成28年7月に地域団体商標に登録されました。
津軽地方は昼夜の寒暖差が大きくなることが多く、その厳しい寒暖差によって果肉がしまり、深い甘みのある味わいに仕上がります。出荷する桃は“光糖度センサー”に通し、サイズ・糖度・色付きの基準を設け選別し、味が乗った桃だけを出荷しています。
「津軽の桃」は8月上旬から10月上旬頃まで、13種類ほどの品種をリレー出荷します。主力品種は“川中島白桃”で、9月上旬から本格的に出荷が始まります。他県産より出荷時期は遅めですが、主産地の出荷が終了して後に出荷されることから、需要も非常に高くなっています。

津軽の桃畑
津軽の桃箱詰め
津軽の桃お菓子

主な生産地

平川市

流通時期

season…旬の時期

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
season
season

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