あおもり産品情報サイト

青森のうまいものたち

青森特産品図鑑

地酒

美しく豊かな自然に恵まれた青森県は、世界自然遺産白神山地を始めとした山々から流れる清らかな水が大地を潤し、酒の原料となる米や農産物も豊富です。青森県ならではの酒米や麹を使用した日本酒や、県産品を使った全国に誇れるお酒がたくさんあります。

日本酒

豊富で良質な伏流水と数々の良質米を原料に、酒造りの名工といわれる南部杜氏、津軽杜氏(※)が技と心をこめて造ったお酒は、どれも優劣のつけがたい名品ぞろいです。青森県の豊かな自然と伝統の技により育まれた青森の日本酒を、是非お試しください。
※杜氏には地域ごとの流派のようなものがあり、青森県で活躍するのが南部杜氏と津軽杜氏です。南部杜氏は、日本三大杜氏の筆頭に数えられる洗練された酒造りの技を受け継ぐ職人たちです。津軽杜氏は、以前は津軽杜氏組合が組織されていましたが、現在は蔵の減少などにより組合はなくなり、組合で酒造りを学んだ杜氏は数少なくなっています。南部杜氏と津軽杜氏によって青森県の地酒造りは支えられているのです。

製造・販売者

19社(2020年12月時点)
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酒米

華吹雪・華想い・華さやか
華想い

「華吹雪」、「華想い」、「華さやか」は、青森県で生まれた酒造好適米です。
酒造好適米とは、日本酒づくりに適した性質を持つ米で食用の米に比べ、アルコールの生成に必要なでんぷん質の割合が高く、雑味を生じさせるたんぱく質の割合が低いのが特徴です。
「華吹雪」は純米酒用、「華想い」は吟醸酒、大吟醸酒等の高級酒用として、また「華さやか」は「華吹雪」、「華想い」よりアミノ酸度が低く、日本酒の多様性を意識した青森県産品種となっています。

吟烏帽子(ぎんえぼし)
吟烏帽子

「吟烏帽子」は、平成30年に県の認定品種に指定された酒造好適米の新品種です。
寒さに強く、冷涼な地帯でも栽培が可能であるため、これまで品質の高い酒米づくりが難しい地域とされていた県南や下北地域でも安心して栽培ができることから、生産者や酒造会社に大いに期待されています。
「華想い」、「華吹雪」に比べ、粒はやや小さいものの、小さな心白が粒の中心に入り、粒に適度な硬さがあるため、精米をしても割れにくく、高度精米が可能であることから、純米酒から大吟醸酒まで幅広く利用することができます。
「吟烏帽子」で醸したお酒は、華やかな香りとすっきりとした味わいが特徴となっており、県内の酒造会社の個性が光る新たなお酒が楽しめます。
(画像提供:(地独)青森県産業技術センター弘前工業研究所「吟烏帽子」冊子より)

焼酎

焼酎

青森でも、特産品と自然の中で生まれた伏流水等を使用して焼酎が作られています。
青森県産の長いもを使った焼酎、つくね芋を使った焼酎、大豆を使った焼酎、嶽きみ(弘前市嶽地区産とうもろこし)を使った焼酎、菜の花を使った焼酎、白神山系地下伏流水を使用して作られた米焼酎など、青森ならではの焼酎が様々あります。


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