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激馬かなぎカレー(2015年2月)

2015年2月 旬の食材 激馬かなぎカレー

 今回は、太宰治や津軽三味線で有名な五所川原市金木町のご当地グルメ「激馬かなぎカレー」をご紹介します。

「激馬かなぎカレー」とは

 金木町は古くからの馬肉の産地。「激馬かなぎカレー」は、高タンパク、低カロリーでコラーゲンたっぷりな地域特産の馬肉を、すり下ろしたりんご、たまねぎと一緒にじっくり煮込み、数種類のスパイスに企業秘密の隠し味を加え、深い味わいに仕上げたご当地グルメです。じっくり煮込まれた馬肉は口の中で柔らかくほぐれますが、独特の食感もほどよく残り、噛めば噛むほど旨みが出てきます。付け合わせには、馬肉と相性の良いさっぱりした味の高菜の漬物を採用。「激馬かなぎカレー」のネーミングは、「激旨」と馬を掛け合わせていますが、その名のとおり一度食べたらクセになる味わいです。

地域特産の馬肉
激馬かなぎカレー

「激馬かなぎカレー」デビューのきっかけ

 激馬かなぎカレーは、NPO法人かなぎ元気倶楽部が国の元気再生事業の採択を受け、地元の素材を生かした新商品を町の名物に育てたいと開発したものです。
 金木の街には、「太宰治」や「津軽三味線」にまつわる観光名所だけではなく、魅力的なヒト・モノ・コトがたくさんあります。「かなぎ元気倶楽部」を中心とする住民有志は、そんな街の隠れた魅力を掘り起こし、多くの方々に伝えるため、「かなぎを元気に!プロジェクト」を立ち上げました。
 メンバーは話し合いを重ねながら、人とのふれあいや街歩きを楽しむ観光ルートと、この地に根付いた伝統を生かした「かなぎ元気じるし」という新かなぎブランドを生み出し、街に活気と元気を与えることを目標に活動を続けており、「激馬かなぎカレー」もこの取組の中から生まれたものです。

「激馬かなぎカレー」を食べられる店

 NPO法人かなぎ元気倶楽部が運営する喫茶店「駅舎」では、中辛と辛口の2種類の「激馬かなぎカレー」を提供しています。お好みに合わせて生クリームをかけると、彩りも一段と華やかに。スープ、サラダ付きで780円で提供されています。
 店内では「激馬かなぎカレー」の他にも、特産の馬肉を使用したメニュー、その名も「激馬メニュー」を提供しています。

激馬かなぎカレー
喫茶店「駅舎」

【激馬メニュー】

・桜味噌(おみそ)丼
津軽地方でよく食べられている馬肉鍋をイメージして作られたどんぶりです。
・うまーい丼
馬肉を醤油ベースで煮込み、薬味として生姜を加え、あとを引く美味しさ。
・ぶっかけラーメン
馬肉の旨みがのっています。温と冷が選べます。
・肉鍋うどん
旨みたっぷりの具だくさんな煮込みうどんです。

 このほか、お持ち帰りもできる「馬まん」も提供しています。郷土料理の馬肉鍋そのままの味の「みそ味」、太宰治の好物でもあった根曲がり筍の入った「しょうゆ味」、激馬かなぎカレーの馬まんバージョン「カレー味」の3種類があり、食べくらべも楽しめます。
(平成27年1月20日現在)

馬まん
馬まん

関連ページ 奥津軽 食のエリア:激馬かなぎカレー

喫茶店「駅舎」について

レトロな雰囲気が楽しめる 喫茶店「駅舎」

 喫茶店「駅舎」は、津軽鉄道開業当時(昭和5年)の芦野公園駅をそのまま喫茶店に改装したものです。この駅舎は、昭和51年までの46年間使用され、その後は一時喫茶店として活用されたこともありましたが、その後閉鎖され、空き家に。
 この駅舎を平成19年6月28日に、NPO法人かなぎ元気倶楽部が喫茶店「駅舎」として復活させました。内部には当時使用されていた切符販売口が残り、古い電話機等が飾られており、レトロな雰囲気が楽しめます。店内で使用されている津軽金山焼の食器も、お店の雰囲気にぴったり。
 また、店内では津軽鉄道の切符も販売。裏口は直接駅のホームへつながっており、ここから列車に乗ることも可能で、駅としての機能も復活させています。

お問い合わせ先

NPO法人かなぎ元気倶楽部

住所 青森県五所川原市金木町朝日山189-3
電話 0173-54-1616

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