7月23日は「カシスの日」。今月は収穫量日本一を誇る「あおもりカシス」を紹介します。
「あおもりカシス」
青森市でのカシス栽培は昭和50年代に始まりました。青森市の夏季冷涼な気候に適したあおもりカシスは、しっかりとこの地に根付き「自然のままの本物のカシス」と呼ばれています。ドイツから苗木が取り寄せられてから現在に至るまで、品種改良など人の手を加えていないので、本来のカシスの姿と爽やかな甘酸っぱい風味が特徴です。
あおもりカシスは2015年食の逸品コンクール「料理王国100選」にも選出され、その認知度を増してきています。
農薬に頼らない栽培・手摘みで収穫
青森市の自然にとけこみ健やかに育っているカシスは、原則として農薬を使用せずに栽培しています。冷涼な気候のため病害虫の発生を抑えられ、安全・安心なカシスを提供できます。
また、収穫は熟期のそろわない果実を見極めながら、小さな実を傷つけないように一粒ひとつぶ丁寧に手作業で行っています。手摘みによる収穫作業では、熟練者でも1時間に1.5kg程度しか収穫できません。その手間を惜しまずに大切に収穫しているのが「あおもりカシス」なのです。
ブランド化へ向けて
将来にわたって持続可能なカシス産業基盤を構築するため、青森市では「あおもりカシスグレードアップ事業」に取組み、生産基盤強化、高付加価値化、需要拡大を目指しています。その結果、収穫量は10トンを超え、首都圏のレストランや洋菓子店であおもりカシスが使用されるなど、全国へ販路が拡大しています。
平成27年1月に青森県地域産業資源の一つに指定されたほか、各機関や団体と協働した地域振興への取組などが高い評価を得ています。さらに6月には、農林水産物や食品の名前や特性と産地の結びつきをを国が地域ブランドとして保護する「地理的表示保護制度」登録を目指し申請を行いました。あおもりカシスのブランド化に向け、様々な取組を展開しています。
あおもりカシス商品ラインナップ
あおもりカシスを使用した新商品も続々と誕生しています。
ヒトナツノコイ
カシスジャムをチーズに練り込んだやわらか大福。あおもりカシスの酸味と北海道産チーズの風味をいかした爽やかな青函コラボスイーツです。
カシスサイダー
カシスそのものの風味をいかしています。焼酎を割ると本格的なカシスサワーになります。
無着色、無香料。
カシスの飲むゼリー
あおもりカシス+青森生まれのプロテオグリカンで、プルンッと美味しく後味すっきりです。
ほかにもまだまだあります。
あおもりカシスの会HPへ(外部リンク)
あおもりカシスに触れてみよう!(終了しました)
世界カシス早摘み選手権
2015年7月25日(土)、八甲田憩いの牧場において、カシス早摘み選手権が開催されます。30分間でどれだけきれいにたくさんのカシスを摘めるか、ぜひチャレンジしてみてください。(事前申込み必要)
問合せ先:青森市あおもり産品・企業支援課(電話:017-734-2297)
カシス収穫ボランティア
2015年7月7日(火)から31日(金)まで、収穫ボランティアを募集しています。時間は午前9時から12時まで。爽やかな高原の風を浴びながら、あおもりカシスの収穫をお手伝いしてみませんか。
問合せ先:青森市あおもり産品・企業支援課(電話:017-734-2297)
モヤヒルズ カシス収穫体験
2015年7月20日(月・祝)に開催されます。ご家族そろってお出かけください。
問合せ先:モヤヒルズ(電話:017-764-1110)
カシスジャム・カシススイーツ作り
2015年7月11日(土)、12日(日)はカシスジャム作り、18日(土)はカシススイーツ作りの講座が開催されます。ジャム作りはカシスの収穫も体験できます。
問合せ先:ふれあい農園(電話:017-761-3082)
県外でもあおもりカシスが食べられます!
JRタワーホテル日航札幌 カフェ<セリーナ>(札幌市)【2015/7/1~8/31】
『カシオレデニッシュ』
北海道産のクリームチーズを包み込んだデニッシュに、相性抜群の青森県産カシスと、爽やかな酸味のオレンジをトッピングしました。
松屋銀座 地下1階<KIKIZAKE BAR>(東京都)【2015/7/8~7/21】
『NEBUTA~和風サングリア』
青森産手摘み完熟カシスを使用。アフターで赤ワインの樽香が感じられます。
お問い合せ先
あおもりカシスの会(事務局:青森市 あおもり産品・企業支援課内)
電話 | 017-734-2297 | ホームページ | http://www.aomoricassis.com(外部リンク) |
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爽やかな酸味と芳醇な香りの「あおもりカシス」をどうぞお楽しみください。