トップページ > あおうまクッキング > 2008年8月号:森のイスキア 佐藤初女さんの「おむすび」

あおうまクッキング

あおもりの郷土料理や、青森県産品を使ったお料理の数々、調理のコツなど、分かりやすく動画レシピで毎月ご紹介します。


森のイスキア 佐藤初女さんの「おむすび」


 弘前市郊外「森のイスキア」を主宰する佐藤初女さん。自然と人間に深い思いを抱く人々を描いた 龍村仁 監督の映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第2番」で多くの人に感動を与え、広く知らせるようになりました。
 その、初女さんから教えていただいたお料理を、前編後編の2回にわたってお送りします。今回(前編)は、森のイスキアで行われた「おむすび講習会」の様子を中心に、初女さんのお話と、森のイスキアにあるブランコや鐘のエピソードなどを交えてご紹介します。


材料

初女さんの「おむすび」


【用意するもの】 材料
  まな板、ぬれ布巾、布巾、手水(水を張ったボール)、お茶碗、タオルを敷いたザル
 
【材料】
ごはん(米2カップで5〜6つできます)
梅干し(種を除いておきます)
塩(精製塩ではなく海からできたお塩)
海苔(正方形になるよう大判を1/4に切ったもの。おむすび1つに対して2枚)


作り方

【おむすびの作り方】

  1. まな板を水を含んだふきんで丁寧に拭き、適度に湿らせます。(こうすることで、お米がまな板につかなくなります。)
  2. お茶碗にご飯をふんわりとよそいます。ご飯が固まらないように、上のほうからすっすっとそぐようにして、少しずつやさしく丁寧にお茶碗に重ねていきます。山盛りにしたり、ぎゅーっと押さえつけたりしないように…お米の一粒一粒が呼吸できるようによそいます。
  3. お茶碗によそったご飯を、まな板に並べ、粗熱をとります。
  4. まな板に並べたご飯の真ん中に、梅干しを置きます。
  5. 手水に手を浸し、拭かずによく水をきります。(一度手を濡らすと、お塩だけでおむすびが4個むすべます。)
  6. お塩を、3本の指でひとつまみ取り、両手にしみわたるように伸ばします。
  7. 3.のご飯を外側からすくい、手に取り、両手の掌(たなごころ)にのせてやさしく丸く握ります。お米の一粒一粒が呼吸できるくらいの力具合いで。
  8. にぎり終わったら、手を洗い、手の水分をよく拭きとります。(海苔を巻く準備)
  9. おむすびの上に海苔をのせ、四辺を軽く押さえます。それを裏返し、角同士が接しないように、もう1枚の海苔をかぶせます。海苔が互い違いになってご飯が見えないように。
  10. 最後に全体を手のひらで包み、海苔がなじむようにおさえます。タオルを敷いたザルにのせ、粗熱をとったら美味しいおむすびの出来上がり。(時間を置いて食べる時には、タオルを敷いたザルにのせ、さらにこの上にタオルをかけておきます。タオルがおむすびの熱を吸い込んでくれて、ふんわりさが長持ちします。)

お米の洗い方と炊き方
最近は精米技術が発達しているので、昔のようにお米を研ぐとつぶれてしまいます。研ぐのではなく、両手のひらでお米を包みこむように優しく洗い、30分ほど水に浸します(浸水するとお米が白くなってきます)。7割ほど浸水したくらいで炊くのがちょうどいいそうですが、炊飯器の水分量ではなく、手でお米をさわってその時のお米の状態を確認して(お米をじっくり観察して)から水加減を決めるのが初女さん流です。 おむすびには、ちょっと硬めに炊いたご飯がいいそうです。

海苔の準備
1枚の海苔(大判)を4等分にすると長方形になりますが、端を2cmくらい切り落として、4枚にすると、ちょうどよい大きさの正方形になります。。きっちり折り目をつけて丁寧に切りましょう。切り取った端の海苔は、おうどんやお味噌汁やおひたしに使ったり、佃煮にします。

おむすびを包む時
おむすびを包む時は、ラップフィルムやアルミホイルなどを使うとお米が呼吸できなくなってしまうので、タオルにそっとくるむようにして包みます。こうしますと、時間が経っても、おいしくいただけます。


今回お料理してくれたのはこの方!

外崎さん森のイスキア 主宰
佐藤 初女 さん

 私はふるさとを大事にしていきたい。夫もよく言ってました「サケでも生まれたところに帰ってくる。ふるさとを大事にしなくてはいけない。」と。私はここに残って、みんなに心を伝えていきたいです。

 日本は昔から「瑞穂の国」と言われる農業国なんですよね。これは日本の文化です。そこで作られたお米(ごはん)を握ったおむすびもまた文化です。
  海外でも、おむすび講習会は大変好評で、みんなよろこんで食べてくれます。おむすびをじょうずに美味しくにぎれることでも、人をなぐさめたり、なごませたり、豊かな気持ちにしますので、上手になるようにしたいですね。


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森のイスキア

シェフ 弘前市郊外にある「森のイスキア」には、「初女さんにあいたい」と、全国からたくさんの人がたえまなくやってきます。
 「森のイスキア」の由来は、「どうにもならない心の重荷を感じたとき、そこへ行けば癒され、自分を見つめ新たなエネルギーを得ることができる」という、イタリア南西にあるイスキア島にまつわる物語にちなんで名付けられました。
  ここを訪れた人々は、初女さんの心のこもった手料理で癒され、ふ〜っと息を抜いて帰っていきます。

シェフ

次回(来月)は、初女さんのご自宅(弘前イスキア)にお伺いし、初女さんのお家に代々伝わる「なます」と「イスキア風ゴーヤチャンプル」をご紹介します。お楽しみに!


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掲載日 2008.8.1


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