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特集:2017年10月号

 今月は、鶴田町で醸造された「スチューベンワイン」を紹介します。

 

「冬ぶどう」スチューベン

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 スチューベンは、ニューヨークの試験場で育成されたぶどう品種で、日本には1952年に導入されました。寒冷な気候に適しており、育成地のニューヨークと同じくらいの緯度にある青森県をはじめ、東北地方を中心に栽培されています。外観は濃い紫色で、種があり、一粒あたりの重さは3~5gくらいです。房全体が濃く着色し、粒張りが良く、白っぽい粉(ブルーム)がついており、軸がしっかりしたものが良品とされています。
 特徴は、蜂蜜のような濃い甘さ。糖度は20度以上あり、果肉だけでなく皮と果肉の間の果汁が特に甘いので、皮の中の果汁ごとそのまま飲み込むようにして食べると、スチューベンの甘さを味わい尽くすことが出来ます。種の周りは酸味があるので、噛まずに食べるのがお勧めです。
 また、貯蔵性の高さも特徴の一つです。収穫後も軸から粒が取れにくく劣化しにくいので、10月初旬から中旬の収穫後も低温貯蔵により美味しく食べられます。青森県では、りんごの貯蔵技術を生かし、国産ぶどうの端境期である2月末まで「冬ぶどう」スチューベンとして国内外に出荷・販売されています。



スチューベンの鶴田町

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東京大田市場でのトップセールス

 鶴田町のスチューベン栽培は、昭和40年代半ば頃から水田の転作作物として取り組むようになりました。
 平成元年には生産者組織「津軽ぶどう協会」が設立され、現在188人の生産者が加盟し、会員の約半数がエコファーマー認定を受けるなど、地域全体でブランド力の向上に取り組んでいます。
 また、平成26年6月にはスチューベンをブランド化するために関係団体・生産者・地元市場などで「つるたスチューベン日本一推進協議会」が発足されました。協議会では地域ブランド「冬ぶどう・つるたスチューベン」の出荷・販売に関する統一基準やロゴマーク、PR方法等を含む総合的な販売戦略を策定し、東京都でトップセールスを行うなど、ブランド化を目指しています。





新規オープンしたワイン醸造所

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社長の八木橋英貴さん

 鶴田町のぶどう農家、八木橋英貴さんがスチューベンの加工により新たな価値ある商品を作るために、平成29年10月に鶴田町にワイン醸造所「WANOワイナリー(ワノワイナリー)」を開業しました。
 東京からUターンし、ぶどう農家を継いだ八木橋さんは、栽培したぶどうを加工したジュースを道の駅などで販売していましたが、東京ワイナリーでのワイン醸造のボランティア体験から、自分で醸造所を作り、鶴田町を“スチューベンの町”だけでなく“ワインの町”としても魅力を発信したいと考えました。
 弘前地域研究所での研修を経てワイン醸造所を開業した今、「ワイン作りで次世代に刺激を与えたい。これをきっかけに、鶴田町に移住してくれる人が増えてほしい。」と八木橋さんは語ります。



スチューベンワイン

ワイン醸造用タンク 2種類のスチューベンワイン 左が「7DAYS」
右が「3DAYS」

 八木橋さんのスチューベンワインは、醸造期間が3日間の「339 3DAYS」、7日間の「339 7DAYS」の2種類(税抜価格:1,800円)。「3DAYS」は甘さが強く、ジュースに近い味で食前酒にぴったり。「7DAYS」は「3DAYS」に比べると酸味が強く、しっかりした風味で肉料理に合う味です。
 平成29年は生産量の関係上、スチューベンワインのみの醸造となりましたが、いずれはナイアガラなどの他品種の醸造も検討しているとのことです。
 現在、この2種類のスチューベンワインは、WANOワイナリーの店頭で数量限定で販売されています。鶴田町にお越しの際は是非お立ち寄りください。



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問合せ先

鶴田町役場産業課 0173-22-2111(代表)
WANOワイナリー 0173-23-5703

 




掲載日 2018.1.1


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