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特集:あおもりの旬2014年1月号 風間浦村「風間浦鮟鱇」


 下北半島北部の風間浦村。この地域は古くから豊富な魚介類が水揚げされ、中でも「あんこう」は風間浦独特の漁法により、全国でも希な「活きた状態での水揚げ」が一般的です。捌き方や食べ方にも特徴がある「風間浦鮟鱇」の魅力をご紹介します。

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あんこうの煮こごり
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あんこうの刺身

国内有数の水揚量を誇る「青森県の鮟鱇(あんこう)」

 平成24年における青森県の「あんこう」水揚げ量は約500トン。そのうち約80トンが風間浦村にある下風呂・易国間・蛇浦の漁港で水揚げされます。漁期は11月から6月頃ですが、地元の方曰く11月から3月頃のあんこうが最も美味しいという意見が多く聞かれます。

 あんこうの漁は、全国的に底引き網漁・刺し網漁が一般的ですが、風間浦村では延縄漁(しかも、餌を付けない"空釣り")と刺し網漁が主流です。空釣りはあんこうを引っかけて釣り上げる漁法、刺し網も2日に一度は水揚げするため、あんこうが「生きたまま」水揚げされるというのがこの地域の大きな特徴です。 写真
鮟鱇そのもの
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下風呂温泉

地元漁師に聞く!風間浦独特の漁法「からっぱり(空釣り)」とは

 空釣り漁法は、地元の方からの言い伝えによれば、明治の頃あたり、北陸地方の漁師がこの地を訪れた際に「下風呂の漁場は魚を沢山引っかける事が出来ることができるのでヒラメの空釣りができるのでは」と針の調整も行い試したところ、あんこうの方が沢山獲れたため、今のようなあんこう延縄漁がはじまったとされています。風間浦村下風呂地区の漁師、鈴木利行さんは「からっぱり」の特徴について次のように語ります。

 「下風呂での漁法は「からっぱり(空釣り)」が特徴。今でこそ鮟鱇が良く獲れるが、タコ・ヒラメ・アブラメも良く引っかかる。釣り針には「返し」が無い。ただ一度引っかかれば外れない。針は100本くらいたらして海に沈めて30分位で引き上げる。すぐに食いついて糸が引っ張られる時もあるが30分は待つ。多いときで一度に170㎏(引っかかった魚の総重量)になるときもある。鮟鱇は大きいもので40㎏、大体で20~30㎏のものがひっかかる。漁場では大凡海底の地形を把握し、針が引っかからないように沈めていかなければならない。」

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鮟鱇漁師鈴木さん
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鮟鱇漁用延縄と針

獲れたての活あんこうを風間浦村「下風呂温泉郷」で食す

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料理例

 これまで、あんこうと言えばお客様にお出しするのは「とも和え」がほとんどでした。最近になって地元での素の姿を知ってもらうと見直され、2009年冬からは、あんこう料理が各旅館・ホテルで提供されています。

右写真が料理例で左上から時計回り順に

  • あんこう鍋(店によって味噌・醤油・塩ベース  があり、具材が異なります。)
  • あんこうの焼き物
  • あんこうのとも和え
  • あんきも
  • あんこうの刺身
  • あんこうの煮こごり
  • あんこうの唐揚げ

 このうち、5~6品を「あんこうプラン」として提供しています。但し、天候により水揚げの無い日もあり、なおかつ新鮮なものを提供したいとの意向から、数日前の事前に複数名での予約が必要です。風間浦村(下風呂温泉)でのあんこう料理提供店は、下記一覧をご参照ください。


 また、羽田空港又は大阪国際空港からの発着で風間浦鮟鱇を食する旅行商品も作られています。


風間浦鮟鱇を県外で食する・購入する

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中島水産売場

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いせ源鮟鱇鍋

 風間浦鮟鱇の一部は、地元で活締めされ県外に出荷されています。
 12月~2月(予定)の間は、全国百貨店などの鮮魚売場「中島水産」にて鍋セットを購入できます。(数量には限りがございます。天候等の事情により取扱の無い日がありますので予めご了承ください。)


 また、東京都神田にある、あんこう料理の専門店「いせ源」では、風間浦鮟鱇を活用した料理を提供しています。(季節・天候等の事情により取扱の無い日がありますので予めご了承ください。)




掲載日 2014.1.1


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