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特集:あおもりの旬 2012年1月号 風間浦村「風間浦鮟鱇」


 下北半島北部の風間浦村。この地域では古くから豊富な魚介類が水揚げされ、中でも「あんこう」は風間浦独特の漁法により、全国でも希な「生きた状態での水揚げ」が行われています。ここでは捌き方や食べ方にも特徴がある「風間浦鮟鱇」の魅力を紹介します。

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国内トップクラスの水揚量を誇る「青森県のあんこう」

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 平成21年における青森県の「あんこう」 水揚げ量は約900トン。そのうち約160 トンが風間浦村で水揚げされます。漁期は 11月から6月頃ですが、地元では12月から3月頃のあんこうが最も美味しいという意見が 多く聞かれます。
 あんこうの漁は、全国的に底引き網漁・刺し網漁が一般的ですが、風間浦村では延縄漁(しかも、餌を付けない"空釣り")と刺し網漁が主流です。空釣りはあんこうを引っかけて釣り上げる漁法、刺し網も2日に一度は水揚げするため、あんこうが「生きたまま」水揚げされるというのがこの地域の大きな特徴です。
 また、あんこうの捌き方は、吊るし切りが一般的ですが、下風呂地区では、雪の上であんこうのぬめりをとりながら解体する「雪中切り」も行われます。


地元漁師に聞く!風間浦独特の漁法「からっぱり(空釣り)」とは

 空釣り漁法は、地元の言い伝えによれば、明治の頃あたり、北陸地方の漁師がこの地を訪れた際に「下風呂の漁場は魚を沢山引っかけることができるのでヒラメの空釣りができるのでは?」と針の調整を行い試したところ、あんこうの方が沢山獲れたため、今のようなあんこう縄漁がはじまったとされています。風間浦村下風呂地区の漁師、鈴木利行さんは「からっぱり」の特徴について次のように語ります。

 「下風呂での漁法は「からっぱり(空釣り)」が特徴。今でこそ鮟鱇が良く獲れるが、タコ・ヒラメ・アブラメも良く引っかかる。釣り針には「返し」が無い。ただ一度引っかかれば外れない。針は100本くらいたらして海に沈めて30分位で引き上げる。すぐに食いついて糸が引っ張られる時もあるが30分は待つ。多いときで一度に170㎏(引っかかった魚の総重量)になるときもある。鮟鱇は大きいもので40kg、大体で10~30kgのものがひっかかる。海底の地形を把握し、針が引っかからないように沈めていかなければならない。」

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採れたての活あんこうを風間浦村「下風呂温泉郷」で食す

あんこうのとも和え
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料理例↓
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 これまで、あんこうと言えばお客様にお出しするのは 「とも和え」がほとんどでした。
 最近になって地元での素の姿を知ってもらいたいと料理方法が見直され、2009年冬からは、あんこう料理が各旅館・ホテルで提供されています。

右写真が料理例で右上から時計回り順に

  • あんこう鍋(店によって味噌・醤油・塩ベースがあり、具材が異なります。)
  • あんこうの焼き物
  • あんこうのとも和え
  • あんきも
  • あんこうの刺身
  • あんこうの煮こごり
  • あんこうの唐揚げ

 このうち、6品を「あんこうプラン」として提供しています。但し、天候により水揚げの無い日もあることに加え、なおかつ新鮮なものを提供したいとの意向から、原則として数日前に複数名での予約が必要です。


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掲載日 2012.1.1


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