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東北新幹線「はやて」に乗って青森のうまいものたちを食べに行こう!特集:あおもりの旬 2010年6月号「青森の工芸品」

 東北新幹線の新青森駅開業日も12月4日に決定し、青森県内ではおもてなしムードが盛り上がっています。
 青森県には、新鮮な農水産物はもちろん、それを使った加工食品、青森の自然と暮らしが生んだ工芸品など、様々なお土産品があります。 最近注目を集めている青森ならではの工芸品をお土産にいかがでしょうか。また、青森の職人たちの思いがこもった工芸品は贈り物にも最適です。


伝統工芸品

写真 青森県には、地域に生まれ、生活の中で育まれてきた優れた伝統工芸品が数多くあります。
  県では、県内の伝統工芸品の価値の再評価とその作り手の意識の向上を図ることを目的として、県内の伝統工芸品の中で一定の要件を満たすものを「青森県伝統工芸品」として現在29点が指定されています。


主な伝統工芸品の紹介


津軽塗(つがるぬり)

写真 津軽塗は約300年前の江戸時代、津軽藩四代藩主信政の時代に始まったと伝えられています。明治初期に産業として確立して以来、人々に親しまれる愛玩品として広く使われています。
 津軽塗は、約50もの長い工程を経て作られる堅牢優美な塗物で、唐塗(からぬり)、七々子塗(ななこぬり)、紋紗塗(もんしゃぬり)、錦塗(にしきぬり)の伝統的な技法は現在まで脈々と受け継がれています。さらには現代風のアレンジも加えられ多様な模様を生み出しています。

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こぎん刺し

写真 こぎん刺しは、江戸時代に北国の知恵から生まれた刺し子です。当時の農民は木綿の衣服を着ることが許されず、麻の着物を何枚も重ね着して寒さをしのいでいました。そこで、保温と補強のために農村の女性が麻の布地に木綿で刺し子を施したことが、こぎん刺しの始まりです。
 こぎん刺しの特徴は、藍染めの麻地に白い木綿糸で織目に沿って手刺しするところにあります。今日では、木綿地やウール地なども用いられており、色彩も多彩さを増しています。

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津軽びいどろ

写真 津軽びいどろは、陸奥湾近辺で作られていた漁業用浮玉の製法を応用して作られるようになったガラス工芸品で、紀元前一世紀頃から受け継がれてきた「宙吹き(ちゅうぶき)」の技法を用いて作られます。職人の息が吹き込まれた作品は、色彩豊かで、美しさと実用性を兼ね備えた透明感あふれる工芸品に仕上がります。

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南部裂織(なんぶさきおり)

写真 南部裂織は、衣料が貴重だった江戸時代に、着古した着物や布を再生する機織(はたお)りの一技法として生み出された織物です。細く裂いた布を横糸に、木綿糸を縦糸にして地機(じばた)で織った裂織は丈夫で暖かく、カラフルな色合いと複雑な機上げ(はたあげ)が特徴的です。
  現在ではテーブルカバーをはじめ、現代感覚の手織物にも応用されています。

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ひば曲物(まげもの)

写真 青森県の木に指定されているヒバは、耐久力があって樹脂成分が多く、水分がしみこみにくいことから、曲物の材料として使われています。そのヒバを型枠を使わずに、「ゴロ」と呼ばれる丸太に巻き付けるように少しずつ転がすことで、ゆるやかな曲線美が生み出されます。ヒバの木目を活かした曲物は、手作りの素朴さにあふれた工芸品です。

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近年の工芸品

近年になって創意工夫によって生まれたものや、伝統工芸品を基本にし現代風にアレンジされたものなど、青森県を代表する工芸品はまだまだあります。

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BUNACO(ブナコ)

写真 工人たちの創意工夫によって生まれたブナコは、ブナの特性であるしなやかさと、熟練した職人の技術を生かし、他の木工品には真似できない美しい曲線のフォルムが特徴です。年輪のように見える模様は、テープ状にしたブナ材をコイルのように巻き押し出して成型するという独自の製法によるもので、一般的な木材加工法と比べると木の使用量は約10分の1であることから、木材資源を有効に活用するエコロジカルなプロダクトとしても評価されています。
 ブナコ製品はテーブルウエアとしても人気があり、2008年夏に行われたG8北海道洞爺湖サミットでは、各国首脳へのお土産にブナコのトレイが選ばれました。 また、「月9」の愛称で知られるフジテレビ系列のドラマ(SMAP木村拓哉さん主演「月の恋人〜Moon Lovers〜」)では、ブナコのフロアランプやスツールなどのインテリア商品が、小道具として採用され、注目を集めています。

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津軽金山焼(つがるかなやまやき)

写真 津軽金山焼は、郷土の素材で作られています。地元の金山大池に堆積したきめ細かい良質の粘土を使用し、窯の燃料には青森産赤松の薪が使われています。釉薬(ゆうやく:表面にかける薬品)は一切使わず、1350度の高温でじっくりと焼き上げて固める手法で作られ、深みのある独特の風合いの焼き物です。

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津軽うるおい漆

写真 津軽塗の工程の中から魅力ある部分を抽出してデザインし、開発されました。独特の質感で津軽塗とは違った趣があり、斬新なデザインも可能なことから、これまでにない表現や技術の可能性があります。艶をおさえた質感が手に馴染みやすく、気軽に使えるのが特徴です。
 

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青森の工芸品が買えるお店(外部リンク)


青森の工芸が体験できるところ(外部リンク)



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