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産地レポート 〜 生産者の声 〜

干し餅・・・類家 裕子さん(五戸町)

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昔はストーブで

干し餅は、1月から2月の寒い時期に寒干しして作られる冬の保存食。
昔は、薪ストーブの上で焼いて食べた。今は、ホットプレートやガスレンジで焼き網を使って焼くようになった 。

同じ「干し餅」でも地方によっては、水に浸して一旦戻し、通常の餅と同じように食べる地方もあるという。


ついつい食べ過ぎる

青森では、半生ではなくカチカチに干すため、焼いて食べるのが定番。
焼いてバターを塗って食べると実に美味しく、つい、食べ過ぎてしまう。
元がお餅なので、体重増加には十分に気を付けなくてはいけない 。

五戸町で干し餅を作っている類家 裕子さん。
旬菜香房という加工施設を作って干し餅や豆しとぎやドーナツを産直施設で販売している。





作り始めて今年で4年目になるという。
裕子さんの実家は、お餅屋さん。
実家のお母さんの作る干し餅の技術を残さなくてはと、兄弟全員で、お母さんから伝授してもらったという。類家さん曰く、お母さんの干し餅は、いつもパリパリで美味しかったという。


つまご
類家さんが作り始めたきっかけは、前に講習会で習ったわら草履「つまご」の作り方をしっかり覚えないうちに、その達人が亡くなったこと。いつかやろうと思っていた類家さんは、「しまった!」と思ったという。習えるうちに伝授してもらわないと、先達がいなくなってしまう。そう思って、実家のお母さんから干し餅作りを教えてもらったのだ。

今類家さんが干し餅作りに使っているもち米は、実家で作ってもらっているアカネモチ。類家さんも米農家だが、うるち米であるため、乾燥させるときに交じってしまうので、もち米は実家から取り寄せている。

干し餅は、餅を搗き、砂糖・塩・胡麻を入れ、3日ほどたって固まったら、切って冷凍する。昔は、それも寒干しで外でやったが、今は、冷凍庫に入れる。 3日ほどでしっかり冷凍したら、紐で結び、外に吊るす。
落ちないように、4本の紐を2本づつの交差によってしっかりと固定する。

はしごを使って、軒下に干す。中には、割れて落ちるものもあるため、ネットを張っている。
















干し餅の出来の良さを左右するのは寒さ。
まさに、雪国でなくては出来ない保存食。
太陽と乾いた風で作る保存食とは正反対の寒いところならでは食品。

良く干せた干し餅は、手触りで分かるという。
パリッとサクッと割れる。

干し餅は、春の農作業の小昼やおやつになる

[買える所]

●ふれあい市ごのへ
住所:〒039-1524 三戸郡五戸町大字豊間内字地蔵平1-1059
 TEL:0178-62-6962

営業時間:8:00~18:00
※彼岸団子等も請け負っています。


掲載日 2016.2.1


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