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産地レポート 〜 生産者の声 〜

青森カシスのカシス煎餅・・・はやし農園 林 健司(青森市)

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健康果実 青森カシス
何度かお伝えしてきた「青森カシス」
日本国内1位の生産量を誇りながら、「健康果実 カシス」と言うイメージも、青森県が生産量1位という事実も、あまり広く一般的には知られていないように思う。

カシスは世界中に広く分布し、古くから食用や薬用として利用されてきたベリーの仲間。欧米では、ジャムやリキュールなどに加工されるだけでなく、民間薬としても栽培されてきた。
「ビタミンやミネラル」のほか、「アントシアニン」も含まれていることから、最近ではカシスの抽出物は健康食品にも用いられているという。

これだけ薬効成分も評価されている「カシス」なのに、「ブルーベリー」の方が健康食品としての認知度は圧倒的に高いと言われる。
何故か?
ブルーベリーはジャム・冷凍・ドライフルーツ・お菓子にして様々なところで販売されている。ブルーベリーが、食品としてもよく知られているのに対し、カシスは、国内での生産量の少なさも相まって、リキュールをはじめとして飲料関係の商品が殆どでブルーベリーほどラインナップがない。
カシスはブルーベリーと比べると選択肢が少なく、一般的とは言えないところから、継続して摂取するのが難しい食品と言えるのかもしれない。


林さん


林さんの園地

生産者の一人、林 健司 さん。
青森市の郊外、縄文遺跡郡の環状列石で有名な、小牧野遺跡の近くの山地でカシスを栽培している。

栽培面積は約1,000坪 約500本、今年の収量は500kg。
収穫は、夏。7月上中旬頃から2週間ほど。
青森のカシスの栽培は無農薬、収穫は、実を潰さぬように手摘みだ。
暑い盛りに、美味しいにおいを嗅ぎ付けたハチと戦いながら、せっせっと手摘みで採っていく。照りつける太陽のじりじりとする暑さと、環境の良いところで生育する健康で大きく育ったハチと闘いながら、頭部をすっぽりと覆う被り物や、網を付けての収穫作業は、きつい。
1時間に収穫する量は、熟練で1時間約1kg〜1.5kg、初心者は1時間約500〜700gと倍ほど違う。(選果時間も含め。)
収獲したカシスは、ジャムやジュースなどに加工される。

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黒く熟したものだけを手摘みしていく

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カシスは手間暇がかかる割には、正当に価格に反映されない。
林さんは、そんな思いを抱きながらも、お父さんが残した山であり、お父さんが始めたカシスだから止めずに続けている。農家にとって、代々の土地や作物は生きる基本であり、物心両面の拠り所だ。
農業は、合理性だけでは論じえない。今後の事を考えると、もう少し価格が上がればとの想いも強いが。

試行錯誤の末、林さんは、加工品として「カシスの南部煎餅」を作った。
「せんべいとしては、値段は高いです。カシスの実が大量に入っているので、美味しく食べて栄養満点が売りです。実入りの煎餅は、だいたい15粒くらいで、成人の一日に摂取すれば良いカシスの栄養分が十分入ってます。」

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水飴にカシスを練りこんだ甘酸っぱくて美味しい
飴せんべい。



カシス飴せんべい
324円(税込)
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カシスのパウダーとカシスの乾燥実をたっぷりホワイトチョコに練りこんだチョコせんべい。



カシスチョコせんべい
270円(税込)
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カシスのパウダーをホワイトチョコに練りこんで丸せんべいにコーティングしました。


カシスチョコせんべい
216円(税込)

注文はバラで、好きな枚数だけ注文できるそうだ。

「販売に関しては、しばらく催事やクラフト市のようなイベントを中心に、ネットでの販売や、知人のレストラン・カフェでも味わえるようにしたいと思います。」

[お問い合わせ先・ご注文 ]

●カシス販売ネットショップ
http://cassis.theshop.jp/
●facebookページ
https://www.facebook.com/cassis.farm
●お問合せ
はやし農園 代表 林 健司
TEL : 017-743-3317
info@cassis-cafe.com

 



掲載日 2015.12.1


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