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産地レポート 〜 生産者の声 〜

ブラックベリー・・・(株)天の川の樋口さん(青森市)

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(株)天の川の樋口さんは、三内縄文ベリーランドと名付け、三内丸山遺跡の近くでボイズンベリーとブラックベリーを栽培している。
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樋口さん

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ブラックベリー


ブラックベリーは「バラ科キイチゴ属」で、いわゆる「木イチゴ」の一種。ボイズンベリーは、ブラックベリーとラズベリーの交配種。ブラックベリーよりも実が少し柔らかい。

7月中旬から下旬までは、ボイズンベリーが収穫され、7月下旬から8月いっぱいまでは、ブラックベリーが収穫される。収穫は果実全体が黒く色づいたものから収穫していく。果実はいっぺんには成熟せず、始めに中心果が黒くなる。ヘタごと摘み取って収穫していく。ブラックベリーはラズベリーと異なり、熟しても果実と花托は離れず、花托ごと収穫できるので果実がつぶれにくいという利点がある。
フレッシュのブラックベリーはアメリカなどから通年輸入され、常に出回っているそうだが、国産の物は夏の時期にしか出回らない。
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ブラックベリー

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ブラックベリーの花
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ブラックベリーの花 
花托に実が付く

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ボイズンベリー
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ボイズンベリーの棘は痛い

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ボイズンベリーも熟すと黒くなる
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収獲はしやすい

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中心果から熟す

ボイズンベリーやブラックベリーは、傷みやすく、酸っぱくてそんなに美味しい果実ではない。が、抗酸化作用が強く健康果実ということで注目されている。樋口さんは、青森市内の検査センターでビタミンCの含有量やアントシアニンの量を検査してもらった。
突出したビタミン含有量と風味の良いことが、高く評価され、今では、ブラックベリーはアントシアニン色素を含む、ポリフェノールが豊富であることも分かっている。

ブラックベリーは酸味や渋みが強いので、生食が出来ないが、砂糖を加えて煮てジャムにすると非常に美味しくなる。色も綺麗だ。

樋口さんは、元消防署職員。4年前に退職し起業した。
たまたま、同僚からもらったブラックベリーの苗を植えたところ、順調に育ち、収穫が見込めるからと友人達に勧めたが、誰もやらず、結局自分で始めることになった。助成金を貰い、近所にある耕作放棄地と元ホウレンソウ畑を借りて、1500坪で栽培している。

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毎日が忙しい

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這うボイズンベリー
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来年はアーチ状に


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毎日毎日剪定

以前にカシスを少し栽培したことはあったが、手間は、ブラックベリーの方が掛る。ブラックベリーは、樹勢が旺盛で、毎日、枝を切ってやらなくてはジャングルになるという。今年、収穫が終わったら、アーチ状に枝を整枝して、トンネル状に作るという。
一方、ボイズンベリーのほうは、つる性(ほふく性)の品種であるため、地面を這う。棘もあるので、収穫には棘が刺さり難儀するという。来年からは、フェンスやトレリスに這わせたり、あんどん仕立てにする予定だ。

栽培を指導してくれる人はいない。すべてが手探り状態。
無農薬・無肥料だけが強みだという。
どちらのベリーも安定的な販売先もまだない。

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2年前に会社を立ち上げた

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奥さんの節子さんと社員


縄文服

先行き不安ではと思うのだが、ご本人を始め奥さんや社員はみな明るい。 農地のある三内丸山遺跡をイメージし、奥さんと社員にコスチュームを作り、 販促用のソフトクリームも作った。

イベント販売では、主に、ピューレを販売する。大中小の3種類と無糖・加糖の2種類がある。
ピューレは、ヨーグルトに混ぜたり、ゼリー等に使う。アイスクリームやシャーベットは、90個から注文生産できるという。在庫を抱えない方針のため、注文生産のみでやっている。

9月18日から21日までの4日間、さくら野弘前店の催事に出店している。

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ピューレ商品

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アイスクリームパッケイジ
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シャーベットとアイクリーム

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ヨーグルトと

 

[お問い合わせ先 ]

(株)天の川
電話 017-781-5593

 



掲載日 2015.9.1


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