トップページ > 知る > 【連載】産地レポート > 2011年4月号:地元農産物の試食会「一皿会」…道の駅とわだ産直友の会(十和田市)

産地レポート 〜 生産者の声 〜

地元農産物の試食会「一皿会」…道の駅とわだ産直友の会(十和田市)

写真

 道の駅とわだでは、毎月第1日曜日に、道の駅とわだ産直友の会が「一皿会」という地元農産物の試食会を催している。 その時期の旬によってメニューが決まる。

写真
「一皿会」スタッフ
写真
今回のレシピです
写真
前回までのレシピは事務所の
前に置いています。ご自由に

 朝9:30に集合した産直友の会の農家のお母さん方は、持ち寄った自慢の農産物で調理を始めた。 2007年から始めたこの取り組み、道の駅で販売するだけでなく、もう一歩踏み込んで消費者と向かい合いたいとの想いと、事務局側の積極的な関与と協力があって続いてきた。

写真
産直友の会の農家のお母さん方

写真
事務局 中浦さん

 長芋とニンニク農家の杉山さんは、自慢の長芋を持参、それを花卉栽培農家の吉野さんが切る。西洋野菜栽培をしている藤森さんは、リーキ(※1)とねぎの違いを、杉山さんや吉野さんに教授。長芋と根菜類を栽培している小笠原さんは、ニンジンを切り、加工品作りを得意とする本間さんは、紫黒米を煮出した煮汁で、地元産りんご「ふじ」を煮ていた。 この紫黒米の煮汁にレモン汁を入れると、黒色から綺麗なワイン色に変化。 これなら、お酒がだめな人から子供まで食べられる。 調理をしながら、それぞれが教え合っている。

写真
吉野さん・杉山さん
写真
ねぎとリーキの違いは何?
写真
小笠原さん
写真
本間さん
写真
紫黒米の煮出し汁にレモン汁を入れると
写真
綺麗なワイン色に
写真 写真
りんごの色づけは紫黒米です。 (※1)リーキ / 西洋ねぎ / ポロネギ:ヨーロッパでは一般的に食べられている洋ネギ。火を通すと 何とも言えない甘みがでて、美味。パスタの具材・スープとしてお勧め。

 「一皿会」の開始は11時30分から。会場準備をしていた (株)産直とわだ事務局の米沢さんから何度か、「後30分」「後10分」と開始までのカウントダウンの声が掛かる。 その度ごとに、お母さん方は、忙しく立ち回る。

写真
(株)産直とわだ事務局 米沢さん

写真
時間までに間に合わせなくちゃ!

 開始前から行列が出来た。
 道の駅の玄関前の看板を見て、初めて参加という人から、この催しを知ってから毎月来るというファンもいる。

写真 写真
並んで・・
写真
初めて参加

写真
今日のメニュー

 開始と共に、一皿に料理が載せられていく。今日のメニューは、「大根とハーブの春色サラダ」「ふじの薄紅コンポート」「米粉で作る産直とわだシチュー」。

 大根・長芋・人参・ニンニク等の根菜類は、十和田の代表的な農産物。「大根とハーブの春色サラダ」は特産の大根と、全国的にも有名な大西ハーブ園のハーブ、そして近年注目されてきた藤森農園の西洋野菜のアンディーブのサラダに、本間さんのコンフェチュール(アンズとりんごのジャム)を土台とした手作りドレッシングが添えられる。 「米粉で作る産直とわだシチュー」は、ホワイトソースを米粉と牛乳で作った、低脂肪ローカロリーのシチュー。中には、しいたけ・長ネギ、西洋野菜のパースニップ(※2)や旬のオータムポエム等、特産から珍しい野菜、旬の野菜が入っている。

写真
大根とハーブの春色サラダ

写真
大西ハーブ園のハーブ

写真
アンディーブ

写真
オータムポエム

写真

←(※2)パースニップ:西洋人参
セリ科。香りがよく、みずみずしく、ほんのり甘く、少しゴボウのような風味も感じられる。

 さて、これを食べた人の反応は?
 「他の道の駅にも行ってますが、こんな取り組みに出会えたのは、初めて」「良いなぁ!」 「野菜の食べ方が分かっていい」「地元の野菜が分かって食べられるのが良い」等々。 好評だった。
 会場のあちらこちらで試食している人達は、みんな笑顔。 美味しいものを思いがけず頂けたというだけでなく、出会った農家さん達から色々と話を聞け、知識を得られたこと、直接ふれ合え、ただの買い物がとても温かいものになったという満足感・・・その笑顔だったのでは。

写真
一皿に少しずつ

写真
食べ方が分かって良い

写真
親子で一皿会の初体験

写真
地元の物が食べられるのが良い

写真
良い取り組みだ

写真
あちらこちらで試食

写真
へぇ〜。米粉を使ってるの!

写真
接客で頑張る男性産直会員 工藤さん

写真
今の旬はウドね

 「一皿会」の取り組みに対しては、産直友の会100人ほどの中でも賛否両論があるという。 それぞれの都合、立場というものもあるだろう。
 ただ、消費者は非常に好意的に支持している。「新鮮・安全・安価」の産直だけでなく、「ふれ合い・出会い」の産直の場は、「人の温もり」という強味を発揮するだろう。


一口メモ:旬のウドの逸品

  • ウドのピクルス:ウドは皮を剥き、食べやすい大きさに切り、酢・塩に2時間ほど漬けておく。
  • ウドの酒粕漬け:食べやすい大きさに切ったウドを味噌・酒粕同量比で2時間食らいつけ置く。

写真
ウドのピクルス

写真
ウドの酒粕漬け

4月一皿会

日時:4月3日(日)11:30~
メニュー:

  • 温かい煮りんご
  • 十和田産ねばりごしの産直野菜たっぷりすいとん
  • 大根と人参の酢和え

の3品です。

[お問い合せ先]

道の駅とわだ とわだぴあ
青森県十和田市大字伝法寺字平窪37番2号
電話:0176−28−3790
http://www.city.towada.lg.jp/kankou/spot/towadapia/top.htm




バナーこのサイトはリンクフリーです
お問い合わせ先:青森県農林水産部総合販売戦略課
〒030-8570青森市長島1丁目1番1号  E-mail hanbai@pref.aomori.lg.jp
TEL:017-722-1111(代表:内線3108)/ 017-734-9571(直通)
Copyright 2005-2015 青森県農林水産部総合販売戦略課 All Rights Reserved.