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産地レポート 〜 生産者の声 〜

糖度16度の甘い完熟りんごで作る農家の手作り「りんご酒(シードル)」…特定非営利法人 くろいし・ふるさと・りんご村(黒石市)

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 春~。入園・入学・・お祝い事の多い季節。 そんなときに地元の農家が作ったシードルで乾杯というのもいいのでは。

 りんごを発酵させ作られるお酒は、多くが発泡性のアルコール飲料で一般にシードルと言われる。
 日本では、第二次世界大戦後に青森県弘前市の吉井酒造がフランス人技術者を招いて醸造したのが最初とされている。

 特定非営利法人くろいし・ふるさと・りんご村 では、全員がエコファーマーという農家7戸が生産した完熟りんごを使ってシードルを作っている。
 アルコール度7%の「春から先はずっと幸せりんご酒」と5%の「秋の恵みの幸せりんご酒」。
 りんごの品種は、完熟サンふじ。甘さの度合いを測る糖度計の数値は、16度。甘い美味しいりんごだ。その上、このりんご加工用りんごではなく生食用の完熟りんごだ。

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春から先はずっと幸せりんご酒
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NPO法人くろいし・ふるさと・りんご村
りんご生産者のみなさん
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りんご加工用りんごではなく
生食用の完熟りんごを使用

 平成22年2月に果実酒の酒税免許を取得。アルコール度7%の「春から先はずっと幸せりんご酒」を製造し始めた。当初は、他所で製造してもらっていたが、4月に機械を導入し、黒石で製造を始めた。

 1回の仕込みは、約1600リットル。2000リットルのタンクだが需要と供給を考えの量。500ml入りの瓶で3,000本になる。
 果汁をゆっくり時間をかけてアルコール発酵を行い、自然に発生した炭酸ガスと共に瓶詰め。醸造中の酸化防止剤の添加も極端に嫌い、出来るだけナチュラルなシードル造りを目指した。

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 仕込んでから約40日でシードルになる。

 酵母は、独立行政法人青森県産業技術センター食品総合研究所に選定してもらった。
 青森では、りんごの産地と言うこともあり、りんごジュースを製造販売する農家は多い。しかし、シードルを製造販売する農家を中心とする団体は、今のところ2件。他に大手の酒造メーカーが製造している。

 私達が農家の手作りの物を魅力的と感じるのは、一般の商品と比べて、添加物が入っていないとか、農家が正直に作っているのではという理由からだ。それでも、やはり美味しくなくてはならない。

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 くろいし・ふるさと・りんご村では、テストマーケティングとして、青森市内や東京飯田橋にある(社)青森県物産振興協会の「北彩館」、仙台市内のマルシェで一般消費者の意見を聞いたという。
 味の反響は、「飲みやすい」「香りがよい」「すっきりしている」「炭酸がきつい」等々。ラベルの印象は、長~い商品名のため「文字が多い」「イメージと合わない」等々。今後、改良していく点はあるが、概ね好評だったようだ。

 くろいし・ふるさと・りんご村のりんご生産農家でもあり、工場長の佐藤さんは、このシードルについて「やはり、地元に愛される商品でなくては、残らない。今はふじを使っているが、王林でも作ってみたい。りんごと同じように味のバラエティを楽しんでもらえたらと思っている。」と話す。

 東北新幹線が全線開業し、4月23日からはJRのデスティネーションキャンペーンが始まる。青森にいらしたときには、ぜひ味わって頂きたい。在来線の青森駅前に出来たA-FACTORY 2Fでも試飲できる。

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佐藤工場長
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A-FACTORY

[お問い合せ先]

特定非営利活動法人くろいし・ふるさと・りんご村
〒036-0411 青森県黒石市大字温湯字派15-4
http://ringomura.or.jp/




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