産地レポート 〜 生産者の声 〜
種の無い 干し柿…大向農園(南部町)

大向光嘉さん
青森県南部町鳥舌内の大向さん宅では12月から、干し柿作りに忙しい。大向さんの干し柿は、ひもで吊す「吊し柿」。毎年10万個ほど作り、地域の直売所「名川チェリーセンター」で販売している。
![]() 作業場 |
![]() 1個50〜60gが良い |

今年の柿は小振り
昔、牛の堆肥をやってからは、農薬や肥料は一切使っていない。100年経つという柿の木は、今でもたわわに実を付ける。12mもあるという杉の梯子を持ち出し、大向さんの収穫作業が始まる。左右どちらにも楽に替えられる柿の収穫袋は、動きをじゃましない。今年は、天候の影響か小振りなものが多いという。
![]() 12mもの長いはしご |
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![]() 収穫作業 |
![]() 集落中に柿色の花が咲く |
収穫した柿は、作業場で皮を剥き、爪楊枝を刺してひもを結んでいく。へた回りを綺麗に切っていく人、皮を剥く人、吊しやすいように爪楊枝を刺していく人、紐を掛けていく人とそれぞれが分担して作業する。全部が手作業。
![]() 手慣れた手つきで・・ |
![]() 奥さんの美代さん |
![]() この道何十年 |
![]() ナイフ1本で・・ |
![]() 綺麗に取れる |
![]() 綺麗に爪楊枝が刺された柿 |
![]() 紐を掛けて |
柿を剥いた皮は、昔は、干してたくあん漬けの甘みに使った。
大向さんの干し柿は、爪楊枝で固定させるため、柿の繊維を傷つけず、カビが入りにくいという。2つずつ対にして干すため、「ニコニコ柿」と呼んでいる。
![]() 大量の皮が出る |
![]() 2個でニコニコ |
吊しは、風の回りをみて下げていく。「気を付けてやらないと落ちるんだ」と大向さんは、慎重に掛けていく。
瑞々しい柿も日ごと寒風にさらされ、黒っぽくなり、半分以下の重量になる。
ここの妙丹柿は、種がない。この種なし柿を、正月飾りようにと、和歌山の業者が買いに来る。
![]() 落ちないように気を付けて干していく |
![]() 種のない妙丹柿 |
![]() 干し柿のカーテン |
![]() 山間の集落 |
12月に干し始めた柿は、ほぼ1ヶ月乾燥し、1月中下旬頃には食べ頃となる。
大向さんの干し柿は、専門業者に委託し、出来てからマイナス70度で急冷され、その後マイナス18度で保存。サクランボの出回る6月ごろまで販売される。消費期限は、夏場で約4日〜5日、冬場で1週間から10日ほど。
![]() 大向さんの干し柿「にこにこ柿」 |
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干し柿の天ぷら
干し柿の天ぷら
干し柿は、へたを取り半分に開き、天ぷら粉を付けて揚げる。デザートのお菓子のようになる。
■ ふれあいさくらんぼ園(大向さんの農園)
5月〜6月頃のさくらんぼ狩りには、農園まで行く沿道は、6月頃にはあじさいが咲きほこる。集落の人々が、みんなで植え、手入れをしているという。さくらんぼの収穫時期、あじさいロードに沿って農園に行くのもいいのでは・・・。
[お問い合せ]
大向農園(ふれあいさくらんぼ園)
青森県三戸郡南部町鳥舌内字官代14-1
電話・FAX 0178−76−3141
ホームページ http://www11.plala.or.jp/ume8/
直売所「名川チェリーセンター」
青森県三戸郡南部町虎渡西山27-1
TEL:0178-75-0166
関連ページ:県内直売所情報 > 名川チェリーセンター


























