マーケティング情報


消費地レポート

第90回

料理家・管理栄養士
フードビジネスコーディネーター
小山 浩子 氏

写真

【小山 浩子 氏 プロフィール】
 大手食品メーカー勤務を経て、2003年フリーに。出張スタイルの料理教室を立ち上げ、コーディネーター兼講師として活動する他、『料理を料理する』をモットーに生活者視点でメニュー開発に取り組み、徹底的に調理、食材の無駄を見直したオリジナルメニューを多数考案。現在は講演と出張料理教室をこなしながら企業のメニュー開発や雑誌へのレシピ、栄養コラム執筆、テレビ出演(NHK「あさイチ」、日本テレビ「ヒルナンデス」、フジテレビ「スーパーニュース」他多数)、JA健康寿命100歳プロジェクト推進委員等、幅広く活動。牛乳料理のレシピ開発歴は20年以上。日本で唯一のミルク料理研究家でもある。
 著書に、グルマン世界料理本大賞2014 受賞作品の「目からウロコのおいしい減塩『乳和食』」(主婦の友社)、「牛乳たすだけ減塩レシピ」(アスコム)他多数。


青森県の食生活と乳和食


写真

 青森県と聞いて私がまず思い浮かべるのが真っ赤なリンゴ。食とはまったく関係ないが透き通るような肌の美しい美人が多いのも事実だと思う。

 そして高塩分摂取県であり、脳卒中、心筋梗塞、がんが多く、短命県であるということも避けられない事実である。
 冬が厳しい土地柄、漬物、味噌をきかせた鍋物、しょうゆ味の煮物と日常的に塩・味噌・しょうゆの使用量は多いように思います。魚やホタテを干した加工品も市場で見かけますがこちらも塩分は高く要注意。
 青森でラーメンを頂いた時の事ですが、あまりのしょっぱさに店主にひと言、もの申したら、これが青森の標準値と言われ、とてもおどろいたのは記憶に新しい。

 一方で食材の豊かさといったら素晴らしく、中でもりんご、にんにく、長芋、いか、米の品質の高さはトップクラスではないでしょうか。このどれもが乳和食を作る上で相性の良い食材ばかりなのです。

写真
写真
写真
写真

 もちろん青森県内には酪農家も多くおいしい牛乳もある。
 では、ここで乳和食についてお話しさせて頂きます。

写真
八戸前沖さばをミルクで味噌煮に

 乳和食とは和食のだし代わり、水がわりに牛乳を使うことでおいしく減塩ができるという新しい調理法。

 せんべい汁ならだしの半分をミルクにしてしょうゆの量を減らしてみて下さい。子供も喜んで食べてくれるでしょう。そして減塩に加えてカルシウムが豊富にとれるのもメリット。この塩分とカルシウム不足が和食の2大弱点。これを簡単に解消することができるのです。
 もう一品、是非作っていただきたいのがミルクとろろ汁。すったとろろをミルクでのばしていき、あとはだし入り味噌を少量混ぜるだけ。
 是非、脂ののった旬の八戸前沖さばをミルクで味噌煮にしてみてください。もちろん味噌はいつもの半量で。しょうがではなく赤唐辛子を1本加えるのがミソですが、驚くほどしっとりと美味しく仕上がります。

写真
さばのミルク煮
写真
せんべい汁にも

 いくつかレシピを紹介させて頂きましたが、このように日常の食事にミルクを加えることで健康的な料理にリメイクされ、健康的な食事になります。
 すこしひと手間かけてミルクを温めて酢を加え、乳清(ホエイ)とチーズに分離させれば、りんごをチーズで和えてサラダに、ホエイと昆布のだしでおでんを煮たりとレパートリーの幅は広がります。

 青森県産の食材とミルクであたらしい和食を楽しんでみてください。

写真
写真
青森県産牛乳は、
このマークが目印です。


情報掲載:2014年8月15日



バナーこのサイトはリンクフリーです
お問い合わせ先:青森県農林水産部総合販売戦略課
〒030-8570青森市長島1丁目1番1号  E-mail hanbai@pref.aomori.lg.jp
TEL:017-722-1111(代表:内線3108)/ 017-734-9571(直通)
Copyright 2005-2015 青森県農林水産部総合販売戦略課 All Rights Reserved.