マーケティング情報


消費地レポート

第64回

エム・ヴィ・エム商事株式会社
代表取締役社長 石田 希世士 氏


『自動販売機による青森産「カットりんご」の販売』

 

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【石田 希世士(イシダ キヨシ) さん プロフィール】
MVMロゴ1964年10月6日生まれ。兵庫県神戸市出身。同志社大学文学部心理学科を卒業後、1994年サンダ-バ-ドスク-ル・オブ・グロ-バルマネジメント大学院(米国アリゾナ州)にて経営学修士を取得。2001年5月MVM商事株式会社 代表取締役就任、現在に至る。


自動販売機による青森産「カットりんご」の販売

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フルーツポーションりんご

 弊社は神戸に本社がある青果物専門の商社ですが、2007年から“カットりんご”ビジネスに力を注いできました。
 そして、2011年1月19日に日本初となる"カットりんご"の自販機を東京メトロ霞ヶ関駅構内にて設置したところ、予想を遥かに超える大きな反響で、設置から3ヶ月近くたった現在でも順調な販売が続いております。

 弊社の"カットりんご"のユニ-クなところは、ビタミンCなどを使用した独自の変色防止技術にて賞味期限が11日間もあるところです。 通常のりんごは切って1分もしないうちに表面が茶色くなりますが、弊社の"カットりんご"は冷蔵状態であれば変色せずにみずみずしい鮮度と食感を11日間保つことができます。 "カットりんご"はすべて、弊社のグル-プ会社で青森県平川市にあるアップルファクトリ-ジャパン(以下AFJ)が製造しております。

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←↑日本初「カットりんご」の自販機
食べやすいサイズにカットされた
リンゴ約半分が1パックに入っている。

 青森県産のりんごを使用しているのは、同県が日本最大のりんご産地で良質な商品を年中安定供給できるからです。 そして、国内産りんごを使用していることが消費者にとって親しみやすいイメ-ジもあります。

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青森県平川市にあるグループ会社
アップルファクトリ−ジャパン(AFJ)
カットりんごを中心とした果物加工品を製造するAFJ 新工場 竣工式の様子。
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AFJ内部
最新のクリ−ンル−ムと最新鋭の加工設備
AFJ大湯社長(右から3番目)と

 “カットりんご自販機”の購買層はビジネスマンやOLの方の支持が多いようです。
 官庁街に位置する霞ヶ関駅ですが、東京地方裁判所の最寄り駅という事で法曹界の関係者がよく利用する駅でもあります。 ブログやツイッターなどでは、法曹界関係者のりんご自販機に関する記事が多く書き込まれていました。
 弊社のスタッフも商品交換時に、裁判所に勤務されている方から『毎日購入している』との有難いコメントを頂くことがありました。

 利用者の年齢層は幅広く、若い人からシニアまで男女関係なく購買して頂いております。ただ、皮付きと皮なしの2タイプを販売していますが、食習慣の違いでしょうか、皮無しはシニアの方に、皮付きは女性に人気があるように思います。
 "カットりんご"の商品コンセプトは"青果物のスイ-ツ"です。『日比谷公園でビジネスマンの方がりんごを頬張りながら歩いていた』という話を聞いたときは、想定した通りのシ-ンで大変嬉しかったです。

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東京メトロ霞ヶ関駅構内 皮無しはシニアの方に
皮付きは女性に人気

 3月11日の東日本巨大地震においては、製造工場であるAFJにて停電が生じ作業が出来ず出荷を止めることになりました。幸いにして電気以外の被害がなかったため、電気と輸送関係が復旧した3月20日頃から出荷を再開しています。現在のりんご自販機の売行きは震災前のレベルまで戻りつつあります。

 東京メトロ社様には、これまで順調な売行きだったため、他の駅への自動販売機設置も検討して頂いております。弊社の"カットりんご"がりんごの新しい食シ-ンを生み出し、結果として青森県産りんご消費拡大への一助になればと願っています。


情報掲載:2011年4月15日



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