マーケティング情報
消費地レポート
「お客様が求めるもの〜ナチュラルローソンの取組〜」
第6回(株)ナチュラルローソン 商品部部長 小坂哲也 氏今回は、 首都圏を中心に展開中の新しいスタイルのコンビニエンスストア「ナチュラルローソン」で、商品部 担当部長としてご活躍の 小坂哲也 氏にお話を伺いました。 |
【 小坂哲也 氏 プロフィール】
1984年、(株)ローソン・ジャパン(現(株)ローソン)入社 、 商品本部 にて商品開発(MD:マーチャンダイザー)を担当。2004年、 (株)ナチュラルローソン設立とともに同社出向
、 商品部 担当部長を務める。
【
株式会社ナチュラルローソン
】
株式会社ローソンが展開する新しいスタイルのコンビニエンスストア。消費者の健康志向が高まる中、各商品にカロリーや健康管理に関する情報を提示するなど、健康に良い商品・情報の提供をコンセプトにしている。平成18年2月現在の店舗数は50店。
■オフィシャルサイト:ナチュラルローソン - ローソン
ナチュラルローソンとは
ナチュラルローソンは2001年7月、東京は自由が丘に1号店(現在は閉店)をオープンさせ、現在は都内48店・近畿3店の展開を行っています。ナチュラルローソンは、20代のOL・育児と仕事を両立させている30代の主婦、そして50代以上の中高年の方を、メインのお客様としています。
お客様の毎日の生活をより快適に過ごしていただく為のサポートを、「美と健康」という切り口から提案を行っています。
ナチュラルローソンのコンセプト
このようなお客様が求める商品やサービスは、まず「より安心して」買える場所、それでいてそこで買い物をする事が「より心地良い」気持ちとなる空間である事が求められています。
「より安心して」とは、お客様に提供する商品がいつどこでどのように作られたかが明確になっている(世間でいうトレーサビリティ)事ですが、これは決して「安全」ではなく、「安心」であり、生産者の方々や販売店とお客様との間の「信頼」なのです。
都心では様々な商品がいろいろな場所で販売されています。販売する側から見れば、もちろん自分のところが一番という気持ちなのですが、お客様は多くの販売場所を吟味して一番のものを選択されているという事を強く認識しなければなりません。
「より心地良い」とは、お店に雰囲気や従業員の接客はもちろんの事ですが、「より美味しい」という事が最も重要です。やはり美味しいものが食べられたという事は大きな満足感に繋がる事だと思います。このような中で、お客様に選んでいただく為には、その商品の美味しさやこだわりについて(・・・だから美味しい)ときちんと伝える必要があります。
商品の伝え方
【パッケージで伝える】
その為には、まず商品のパッケージやそこに記載する言葉・情報をどのようにすればいいのかが重要となります。もちろん、法的な部分は特に注意して表現しなければなりません。それが生鮮品であれば、どのような作り方だから美味しいのか、どのように食べていただけば一番いいのか等をきちんと伝える必要があります。自分たちが伝えたい事を客観的に見て簡単に、しかもわかりやすく表現する事が、非常に重要なのです。
【POP・コミニュケーションで伝える】
ナチュラルローソンでは、店内に多くのPOPを掲示して、その商品の特徴を伝えたり、一部の店舗では「野菜ソムリエ」という資格をもつ専門員に定期的に来店いただき、直接お客様とのコミュニケーションを行ったりして、お客様に商品の良さを伝えるようにしています。一つ一つの商品の特徴や食べ方をお客様に直接と伝える事は、お客様自身の安心感につながる事だからです。お客様と直接触れ合うことで、野菜が不揃いであっても満足して買っていただけるのだと思います。
「他との違いは何か」
また、ナチュラルローソンで販売する商品は原則「合成保存料」「合成添加物」を使用しないものを選別しています。
これは人間のみではなく、ペットについても同様に考え方で取り組んでします。
より多くのお客様に「生産地の良さ」「美味しさの秘密」「こだわりの思い」をどのように 伝えるのかは、生産者の方々の思いを、いかにして我々販売店と共に共有していくかが重要だと思います。
その為にも、「他との違いは何か」をよく研究する事も忘れてはならないと思います。





