あおもり食の文化伝承財 レシピ
はたはたのすし
■材料
・はたはた(メス)…10kg
・下漬け用塩…1kg
・味付け用塩…200g
・うるち米…1,050g(7合)
・もち米…450g(3合)
・焼酎…360cc
・人参…3本
・生しょうが…400g
・とうがらし…10本
・手酢水…適量
たる、おもし、中ぶた
■作り方
- はたはたはさっと水洗いする。身をしめ、卵が取れないように固めるため、全体に塩をまぶして、たるに入れて小さめの重石をのせて、2〜3日くらい下漬けしておく。
- 下漬けしたものを取り出し、頭や内臓を取り、赤水(血やはたはた独特のぬめり)や塩分を出すため、水に1日くらいつけておく(2、3回水を取り替える)。
- 2をざるにあげて、水気を切っておく(この時、塩加減をみるのに1尾焼いて食べてみる)。
- 人参、生しょうがは細い千切り。とうがらしは種を除いて、小口切り。切った人参はにおいを取るため、さっと熱湯に通しておく。
- うるち米ともち米を混ぜた物を普通の水加減で炊く。炊きあがったら、すぐに焼酎と塩を入れて、よく混ぜておく(3でちょうど良い塩加減だったら、塩は少な目にするとよい)。
- 手に手酢水をつけて、たるに5のご飯を少し取って敷き、4を散らす。その上に3のはたはたを並べる。その上にまた5をのせてならす。これを繰り返して、最後はご飯をのせてならした上から、笹の葉をのせて中ぶたをする。
- 上から重石(20kg)をのせて、漬け込む。40日程度たったころから食べられる。
■料理のポイント
- 最初に丸ごと塩漬けして、身と卵を固めてしまうとよい。
- 塩加減は漬け込む前に焼いて食べて、加減する。焼いて食べたとき、ちょうど良ければ後で加える塩を減らす。
- ご飯は熱いうちに漬け込むと皮が柔らかくなる。
伝承財データ
- 鰺ヶ沢町
- ● 冬 ● 正月
- 秋元 ユキエ
- 冬場に日本海沿岸でたくさんとれるハタハタをご飯で漬け込むことで保存性を向上させて冬場のたんぱく源とする、昔から受け継がれた非常に大事な加工技術である。昭和50年代に入ってハタハタが獲れなくなり、一時この技術も消えかけたが、近年ハタハタの漁獲量がもどってきつつあり、昔の味を知っている人がまた漬けるようになった。
備考
伝承財 NO.96





