あおもり食の文化伝承財 レシピ


あおもり食の文化伝承財

くじら汁

料理写真 材料約5人分
・くじらの塩漬け(脂身)…100g
・人参…150g
・ごぼう…100g
・寒大根…約10個
・凍み豆腐…約3枚
・じゃがいも…大5個
・高菜の塩漬け、又は、ねぎ…適宜
・みそ、しょうゆ…適宜

作り方

  1. 人参、ごぼうはささがきにし、ごぼうは水にさらす。じゃがいもは、乱切りにする。
  2. 寒大根、凍み豆腐は熱湯でもどし、よくすすぐ。凍み豆腐は3mmぐらいの厚さに切る。
  3. くじらの塩漬けは1.5mmぐらいの拍子切り、または短冊切りにし、さっと水洗いをして塩を流す。
  4. 大きめの鍋を温め、3のくじらをいれ、から煎りして油を出す。
  5. 人参、ごぼう、じゃがいも、寒大根の順に炒め、寒大根がしんなりしたら水を入れる。
  6. じゃがいもが煮えたらみそを入れ、凍み豆腐を加えて味を浸み込ませる。
  7. きざんだ高菜漬けやねぎを加え、好みによってはしょうゆを少し加えて味を整える。

料理のポイント

  • くじら汁は、塩漬けしたくじらの脂身でだし汁をとり、野菜等をふんだんに入れた具だくさんのみそ汁で、三八地方特有のものである。
  • 薬味は、ねぎよりも高菜漬けの方が、くじらの脂身の独特な臭みを和らげる。
  • 寒大根や凍豆腐の代わりに、生の大根をゆでたものや、生豆腐を使うところもある。

伝承財データ

  • 八戸市(旧南郷村)
  • ● 正月、くじら汁にもちを入れて、雑煮風にして食べた地域もある。
    ● 冬〜春
    ● 正月
  • 中村 しずゑ
  • クジラ汁はもともと、動物たんぱくが貴重な時代の年越し料理の一つであり、大きなもの(クジラ)を食べて、大きな人間になるようにとの願いが込められていた料理。クジラがなまって「くじな汁」とも言っていたそうだが、今では庶民の味からすっかり遠のいてしまい、幻の料理となりつつある。
  • 旧南郷村は、かつて「クジラの村」といわれ、昭和20年代後半から30年代前半の頃は、農家の次男や三男が年間300人以上も捕鯨船に乗っていた。当時、村に持ち帰った収入は五億円以上もあったといわれている。

備考


伝承財 NO.43


バナーこのサイトはリンクフリーです
お問い合わせ先:青森県農林水産部総合販売戦略課
〒030-8570青森市長島1丁目1番1号  E-mail hanbai@pref.aomori.lg.jp
TEL:017-722-1111(代表:内線3108)/ 017-734-9571(直通)
Copyright 2005-2012 青森県農林水産部総合販売戦略課 All Rights Reserved.