今月は、青森県産の食用菊のガクの部分「うてな」を加工した「菊うてなの佃煮」を紹介します。
食用菊の「うてな(花のガク)」を活用した新商品
食用菊は、県南地方で古くから栽培されており、主力品種の「阿房宮(あぼうきゅう)」は、鮮やかな黄色と上品な香りが特徴で、花びらを取り分け、軽く茹でて酢の物や和え物、味噌汁に放っていただくほか、干し菊などに加工販売されてきました。
食用菊は花びらを食べることから、通常花びらの付け根にあるガクの部分「うてな」は廃棄されていますが、この「うてな」を新たな食材として商品開発を行ったのが青果卸売業を営む有限会社村井青果(南部町)です。
村井青果は、約20年前、県内の割烹料亭からの
「料理に食用菊の『うてな』を使いたい、販売してほしい」
という問合わせがきっかけで、食用菊の「うてな」の食材としての可能性に注目しました。
その後、青果卸売ばかりでなく商品開発も行うようになったことから、割烹料亭で提供される食材「うてな」を、もっと多くの人に手軽に食べて欲しいという想いで開発に取り組み、約1年後に「菊うてなの佃煮」を完成させました。
割烹料亭で提供される食材「うてな」を出汁醤油で風味豊かに炊き上げた「菊うてな佃煮」は、常温で1年間品質保持できる商品なので、手軽にいつでも菊の豊かな風味を味わうことができます。
菊のほろ苦さを引き立てる少し濃い目の味付けは、ご飯のお供や酒の肴だけでなく、お豆腐のトッピング、大根おろしや戻した菊との和え物などのメニューにも活用できます。
ぜひご賞味ください。
商品概要
商品名 | 菊うてな佃煮 |
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価格 | 1,200円(税込) |
賞味期限 | 1年間(開封前) |
内容量 | 120g |
販売店 | 【八戸市】 八戸地域地場産業振興センターユートリー、株式会社 中合三晴屋店、八食センター株式会社、八食サービスエイト、有限会社しんぼり八食センター店、道の駅なんごう 【青森市】 ねぶたの家ワ・ラッセ、A-FACTORY、株式会社あおもり北彩館新青森駅店 【南部町】 南部町農林漁業体験実習館チェリウス、バーデハウスふくち 【三戸町】 道の駅さんのへ 【十和田市】 道の駅とわだ など |
お問い合わせ
有限会社 村井青果
住所 | 青森県三戸郡南部町大字斗賀字二反田7-2 |
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電話 | 0178-75-1040 |
FAX | 0178-75-1287 |
ホームページ | 村井青果ホームページ |